「おばあちゃんっ子は三文安い」って
ちょっと意地悪な叔母から、言われたことがあります。
むかっ!としたけど、当時の私は、
言われても仕方がないかも・・と思ったりしてました。
今、私がおばーちゃんになって思うのは、
おばあちゃんっ子って、三文安いどころか、十文高いぞ!
って、自信を持って言えます。
だって、おばあちゃんのすること、そばでじーっと見てたし、
いろんなこと教えてもらったし、いろんな経験させてもらったし。
お正月に孫が来ていて、いろんなつめ跡を残して行きました。
自慢の障子にも、大小さまざまな穴が・・・
一番丈夫な紙に張り替えてもらったはずなのに!
修繕しながら、おばあちゃんが桜の形に切った紙を貼ってたなあ・・・
と、ふと思い出したわけです。
こんな用途に使うとは思わなかったけど、
大事にしまっていた手すき和紙を貼ってみました。
こちらは、孫に手伝ってもらいながら貼ったのですが、
大事なところで手を離したり触ったりするので
ちょっとぐちゃぐちゃに・・・
上から、和紙を貼ってごまかしました。
かなり丈夫になったことでしょう。
で、孫の滞在中、いろんな「なんで?」
という質問に、こたえてやっていたわけですが、
「ばーちゃん、よく知ってるね。」
って、ほめられました
えっへん
てなわけで、おばあちゃん子は三文安くないのです。