郷土演劇の原点を追求。
古今東西現在に至るまで、様々な芝居が多種多様に公演され続けられています。人間には文化活動への願望が有るのかもしれません。
思えば、この虚の世界を創作して楽しむのは人間だけの行為です。なぜ、人は演じたいのか、劇を作りたいのか、また観たいのか。
演劇の原点とも言える、面芝居、浄瑠璃の起こりを新たな感覚で再現することで、答えまでは出せなくても、見えてくるモノが有るはずです。
人は昔から、面の下に有る顔が見えないことによって、より見えてくる何かが有ることを、知っていたのでしょうか。そしてそれは、現代の私たちも同じく変ることなく、特別な感覚に誘われる。
この公演を体感することで、自分たちの中に眠っている源の部分を呼び覚まし触れてみたい。
そしてそれを基に、こらから演劇が進む道への狙いを定めたい。 |