久世神社の紅葉

※加藤 浩さんに投稿いただきました。(文、画像)
2009.11.13に岡山県真庭市久世神社に紅葉狩りに出かけた。
神社入り口付近の数本の紅葉、はぜの木が丁度、深紅に染まって美しく紅葉していた。11月中ならば、木によって異なるが見ごろかと思われる。

▲久世神社の紅葉

▲久世神社の紅葉

▲久世神社の紅葉

▲久世神社

▲久世神社の鳥居

▲久世神社の紅葉

▲久世神社の紅葉

▲このはなさくやひめの歌碑

もし皆様の中で何かの文献等でアルファベット部分の欠字が分かりましたらご一報賜れば幸いだ。また皆様で欠字部分に何と入れるか自分流で考えてみるのも一興かと思う。

〒719−3201 岡山県真庭市久世駅通り  加藤 浩(77歳・薬店主)
TEL:0867−42−0087

紅葉の句が残っている明治39年の社標付近の雑草も刈りすっきりさせて写真も再度撮ってきました。

藤棚で有名な宮芝公園、グランドも社前に開け神社の高台から真庭市久世、落合方面の夜景は随一で美しいです。

久世神社は古代からあり、延喜式にも形部神社として列せられています。たびたび火災、兵火にあって今の社は明治の再建です。

祭神は素戔鳴尊(すさのおのみこと)と神阿陀都姫命(かんあだつひめのみこと=このはなさくやひめ)、大己貴命(おおなむちのみこと)を祭神とする神社。古くは形部(かたべ)神社と称していましたが、江戸時代に生建(いくたけ)大明神、明治6年に久世神社と名を改めました。社殿はたびたび火災に遭っていて、現在の本殿は明治36年に建立されたものです。

傍らに神社名の彫られている石柱が立っているが、是に明治期の郷土の俳句宗匠「薬師寺弥(やくしじわたる)」の紅葉の俳句が彫ってある。この社標は、折れた状態で、久世上町、若王神社付近の参道に放置され、だんじりの重石に使われていたが、数年前久世神社入り口に移転の上補修再建された。

残念なことに、その際、石標の一部が、なくなっていたのでかけた部分を石で補って、補修されたが、その俳句の一部が失われて途中の抜けた句碑になってしまった。現在判読される部分は(アルファベット部分は欠字)

右側面 明治三十九年ABC 薬師寺 弥 建之
正面  久世神社
左側面 社頭古楓  久DE世の FG 輝り添ふ もみぢかな 弥