妙願寺

▲妙願寺本堂

妙願寺庫裏及び客殿
  妙願寺は、森忠政の母、妙向禅尼によって、天正年中(1573〜91)美濃金山に建立されました。

その後、忠政の美作入封に際して行動を共にし、元和3年(1617)に現在地に移りました。本堂の完成は、元和7年(1621)であり、庫裏及び客殿もほぼ同時期に建築されたものと考えられます。
  庫裏は入母屋造妻入で、前面の土間、板の間を広くとり、それに続いて居室が2室と床に並んで仏間がとられるいう平面構成になっています。客殿は15畳の座敷と10畳の次の間が、6畳の相の間で庫裏に繋がる形式で江戸初期の特徴を良く残しています。

妙願寺板戸障壁画
  妙願寺客殿の次の間と相の間とを隔てる2面の杉戸の表裏に「牡丹に唐獅子図」「松に鶴図」が描かれています。この杉戸絵は長年実用に供されてきたため保存状態が必ずしも良好ではありません。特に後者は、彩色の剥落が著しく図様の確認さえ困難とせざるをえません。加えて、昭和20年9月の水害のため一層汚損度を増しています。
  これら両図は、いずれも狩野派の画家の筆になると考えられます。とりわけ「牡丹に唐獅子図」は県下に類例が少ない近世初頭の狩野派の様式をよく伝えており、貴重な作例といえます。

▲山門の脇

▲オブジェ

▲燈籠


岡山県津山市戸川町68
TEL0868-22-2677

▲森忠政の母、妙向禅尼像

▲庫裏

▲境内

▲伝言板

▲山門の天井

▲本堂の上

▲本堂

▲山門と塀

▲塀が特徴的です。

▲山門

▲鐘楼