志見山 岩尾寺

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▲志見山 岩尾寺(2011.5.8) 
縁起略 
聖武天皇の御宇、行基法師がこの地を訪れたときに、山中に病に臥す乞児を見つけられた。
上人が「どこか苦しいのか。もしよければ・・・」と訊ねたところ、乞児は「私は病に冒されていて、湯治に向かっているところでございます。」と答えたと言う。
それならばと、法師が乞児を扶けて、その温泉にいっしょに行くと、乞児は仏の姿となって「私は医王山に在る少彦名命(薬師如来の垂迹とされる湯治・病気平癒の神)である。仮に病の身となって、上人を試したのだ。」と告げ、忽ちに姿を消されたそうである。
これに感嘆された上人が、自ら薬師如来像を刻み、この温泉に安置されたのが、この寺の始まりとされている。(しかし、平成の今、寺内に温泉の湧出は無い。)

志見山 岩尾寺
所在 岡山県津山市吉見133
本尊 薬師如来
所属 真言宗大覚寺派 

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▲入り口の案内と附近にある六地蔵さん 

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 ▲正面                           ▲本堂

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 ▲庭には長いすが置かれています。素敵な庭です。

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 ▲弁天堂                            ▲鐘楼

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 ▲地蔵菩薩像

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 ▲山からでる湧き水を庭に引いておられます。

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 志見山 岩尾寺はい医王山のふもとにありますが、登頂される多くの方がお寺の駐車場に車を止められるそうですが、「お寺の法要や用事で来られる方がございますので、ご注意願います。もし、どうしても置かれる方がございましたら、一声かけてください。」とのことでした。


子供向け 岩尾寺の始まり 
 昔々の奈良時代は聖武天皇の頃、行基という名のお坊さんが、この辺りを旅していた時の事です。山の中を歩いていると 子供が一人倒れていました。心配になった行基さんは、「どこか苦しいのですか。よかったら私に・・・。」と子供に尋ねられました。すると子供は「はい、私 は病気になってしまい、それを直すのにいい温泉があると、聞いてここまでやってきたのですが、体の力が尽きて、倒れてしまったのです。」と答えるではあり ませんか。これは大変と、行基さんは、子供を助け起し、「私があなたを担いで温泉まで連れて行ってあげましょう。道案内をしてください。」というと一緒に その温泉へと向かいました。
 山の中を進み温泉に辿り着くと、その子供は仏様の姿となって、「私はこの医王山に今住んでいる少彦名命(病気を治してくれる神様。薬師如来のの別の姿とも)である。病の子供の姿に化けてあなたを試したのだ。」と告げると、姿を消してしまわれたのでした。
  これに感激された行基さんは、目の前に現れた仏様の姿に似せたお像をご自分で刻んで、この温泉におまつりするとともに、病気で苦しんでいる人が少しでも減 るようにと、人々にこの温泉場所を教えれあげたのでした。それからというもの、この温泉に病気を治しに訪れる人々の信仰は募り、行基さんが刻まれた薬師如 来像を本尊として、お寺が建てられたのでした。それが岩尾寺です。(今、お寺に温泉は出ていません。)