酒場放浪記でお馴染みの吉田 類さん、津山に現る。

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酒場放浪記でお馴染みの酒場詩人吉田 類さん、津山に現る。(2011.8.24)

「酒でつながる酒縁社会を目指しましょう!」と無縁社会に一石を投じるメッセージを頂いていましたが、この度、震災後、人とのつながり、絆の大切さを更に気づかせてくれることになりました。

稲葉伸次さんの「この日を待ちわびて来た」と熱い思いの挨拶の後、吉田さんにお願いしたお題は「酒縁社会は地方のまちを救えるか?」ということでした。

吉田さんは「西東三鬼が大好きで津山の歴史散策をされたそうです。そして「津山という町、こんな町はない!洋学の歴史に興味がある!」等などと津山を多いに語って盛り上がった酒縁社会でした。

吉田類さんを呼ぶ会(代表 石原祐佶、副代表 舩岡重勝、幹事 稲葉伸次)


 吉田 類(よしだ るい)さんは、1949年6月1日生まれ、高知県高岡郡仁淀村(現吾川郡仁淀町)出身の酒場詩人。シュールアートの画家として主にパリを拠点に活動後、イラストレーターに転身。1990年代からは酒場や旅に関する執筆活動を始めるかたわら、俳句愛好会「舟」を主宰している。高知県観光特使でもある。

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「今は無縁社会と言われるが、お酒で繋がる縁の広がりで酒縁社会にしよう。」と語る吉田類さん。

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石原会長の挨拶。

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「朝一番に多胡酒造へ行ってびっくりした。女性の舌にぴったり合うお酒だった。」

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「大衆食堂は昔からあった。東京は下町(労働者の町)にかぎるし、また下町にはハイボールがよく似合う。」と焼酎のハイボールの美味しい飲み方を教わった。

「ポッピー(炭酸飲料)+焼酎=うまい!」ポッピー用のグラスがあるそうです。作り方は、グラスと焼酎をギンギンに冷やしておく。冷えたほホッピーに焼酎を注ぐと泡が出てビールの様になる。それが美味しいのだそうです。(飲む前にスポンサーのパンシロンが配られまし

た。)

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日本酒を支えているのは女性である。高知県では豪快な料理をするが、それは女性が楽をするためにあみ出された料理法で、皿鉢(さわち)料理が生まれたそうです。吉田類さんは、岩釣りの名人だそうです。「飲んでも体を動かすから健康です。」とストレスも感じないそうです。現在、吉田類さんはお台場で酒縁会を持っておられるそうです。「日本の自然をどのように守れるか?」今日の縁をきっかけに皆で集まって楽しく飲みたい!

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勿論、ホルモンうどんを食べてきたそうです。宴もたけなわで、一句を読む吉田類さん。

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吉田 類(よしだ るい)さん プロフィール
 1949年6月1日生まれ、高知県高岡郡仁淀村(現吾川郡仁淀町)出身の酒場詩人。
シュールアートの画家として主にパリを拠点に活動後、イラストレーターに転身。1990年代からは酒場や旅に関する執筆活動を始めるかたわら、俳句愛好会「舟」を主宰している。現在、独身・一人暮らし。また高知県観光特使でもある。
BS-TBSで毎週月曜日21:00~より放映中の「吉田類の酒場放浪記」は全国に絶大なファンを持つ番組。イラストレーター・俳人であり酒に造詣の深い吉田氏が、おもに東京近郊を中心に日本各地の酒場をめぐる番組。吉田氏独特の人柄を持ち味に軽妙なナレーションを交えつつ、店主・店員や常連の客と交流をしながら酒場を紹介している。
番組は1本15分となっており、冒頭では酒場から近い駅の入口付近でその街や酒場事情にまつわるコメントをし、その後に店舗付近の名所・施設などを散策。続いて酒場に入り店舗の様子を紹介。最後に吉田氏が店舗をあとにして店先で感想を語り、吉田氏が詠んだ句で締めくくられる構成となっている。

2003年9月から2008年3月までは「グッドライフ」の枠内で放送。また「もういちど酒場放浪記」の番組名で過去の内容を再放送していた。2010年1月からはTBSチャンネルで、初期の回からの再放送を行なっている。
2010年12月25日放送(吉田類の酒場放浪記スペシャル~奥の酒道・芭蕉と呑む!~BS-TBS開局10周年記念番組)で、番組で紹介された酒場が400件を超えた。(Wikipediaより)

ロート製薬「パンシロン AZ」(2010年6月14日)の宣伝に出演中!
主な著書
・立ち呑み詩人のすすめ(同朋舎 びっくりぶろ、2000年9月)
・東京立ち飲みクローリング(交通新聞社 散歩の達人ブックス:大人の自由時間)
・酒場歳時記(日本放送出版協会 生活人新書、2004年9月)
・酒場のオキテ(青春出版社 青春文庫、2007年4月)
・東京立ち飲み案内(メディア総合研究所、2009年4月)