「郷土の誇り久米土人形展」と「全国各地の土雛展」

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「郷土の誇り久米土人形展」が城東むかし町家の旧梶村家住宅東蔵で開かれています。また、「全国各地の土雛展」も同時開催で珍しい格好をした土雛が沢山あり可愛いしぐさの素朴なお雛様に思わず心ほかほか。それとM&Y記念館の棟方志功の版画とお雛様の掛け軸も展示してありましたよ~。
 城東むかし町家(梶村家)は江戸時代苗字帯刀を許された津山藩の「札元」両替商といった豪商の家柄で、のち皇族の方もお泊りになった大変格式のある家です。(2013年3月20日まで)2013年3月3日取材

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八橋土雛(秋田県)                      長浜土雛(島根県)

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雛(兵庫県)                         南蛮雛(大阪堺)

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干支の土人形

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郷土の誇り久米土人形。江戸期の昔から津山市久米宮尾の里で五代目の作者岸川武士妻、留代さんに依って作り続けられて来ました。特に天神は面長で気品のある顔立ちは日本一の美男子天神様と人気がありました。(津山郷土玩具愛好会)

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五代目岸川武士さん夫妻の土雛            酒田土雛(山形県)

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城東むかし町家の旧梶村家住宅の中に飾ってあったお雛様と屏風がいいですね。

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棟方志功の版画                      「千草の舎」(ちぐさのや)

明治時代に、梶村平五郎という人は県会議員でしたが、短歌が大変得意で、この茶室で短歌の勉強をしていたそうです。

明治42年には「歌会始」に入選しています。またこの茶室は「千草の舎」(ちぐさのや)と言われています。

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城東むかし町家の旧梶村家住宅の庭