本源寺 総門(津山市小田中)

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▲本源寺の総門 (2013年6月17日、7月3日取材)

 江戸時代前期までに建てられた津山藩森家菩提寺の東海山 本源寺の総門は、津山城の門だったとの言い伝えがありますが、文献は残っていないそうです。


 江戸幕府が開かれたとはいえ大阪の陣の前でもあり、戦国の熱さめやらぬこの時期、より戦を念頭に置いた城造りと城下町造りが始まる。津山城は五層の天守を始め、77を数える櫓、40近い城門など百数十の建築物がひしめく壮麗な城で、12年かけて完成した。
  城下の町造りも城下防衛上の理由から、寺院を城の東西に集中させ寺町を形成した。18世紀初頭には、城の西に24ヶ寺、東に10ヶ寺と圧倒的に西に寺院が多い。また、津山城の五層の天守も西を見渡せるように建っており、城下防衛は西側に重点が置かれていた。

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大きな扉なので、開けたら屋根からはみ出てしまうので、扉の為に更に屋根を付け足したそうです。

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この総門の屋根は、扉の為に作られた屋根だそうです。

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端っこには守り神

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総門の屋根には鶴の紋の鬼瓦


◆問い合わせ 津山市小田中1373番地 電話0868-22-7351

2009.1月取材の様子

津山市小田中にある東海山 本源寺の

本堂、庫裏、、中門、御霊屋、霊屋表門(御成門)の5棟が国指定重要文化財