二松神社(津山市新野東字二夕松)

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 文治2年(1186)美作の守護梶原景時が駿河国(静岡県)の浅間神社の分霊を勧請して、新野東村の二本の老松と大栗のあるところに社殿を造営し、二松花栗大明神祭と唱え、祭神木花咲耶姫命を祀ったといわれています。明治6年、二松神社と改称しました。(「美作神社資料」) (文:勝北町誌より抜粋)2012.10.25取材

二松神社は社伝によれば、人皇第八十二代後鳥羽天皇の文治二年、美作の守護梶原景時が、駿河国大宮なる浅間神社の分霊を勧請して、木花咲耶姫命(このはな さくやひめのみこと)を祭神とし新野東の東南に、松栗の大樹の中に特に二本の老松と、一本の大栗のあるところを選んで社殿を造営し、社号を二松花栗大明神 と唱えた。後に津山城主森長継公のとき、寛文十一年社殿を再建せられ、さらに森長武公のとき貞享二年神田三反四畝を寄進して、社殿修復の料に供しその後、 正徳四年及び享保十四年社殿修復にあたっても領主より寄進があったと伝えられている。
 森氏寄進の田は後年私有地となり僅かに神田とか宮田の地名により、その由緒を伝えられている。
 明治六年には村社に列せられ社号を二松神社と改称した。古来新野東全村の産土神であり、新野まつりには当社の神輿一体が新野山形の稲塚野に神幸せられる。(歴史めぐりより抜粋)

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表参道と鳥居

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拝殿と東美作路名木百選 二松神社のヒノキは樹齢300年、樹高23m、目通り周囲3.2m(勝英地方振興局平成12年3月吉日)

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拝殿の中

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本殿

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末社神と珍しい土壁の蔵です。                  神官のみそぎ場

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裏参道です。