大別当城跡(おおべっとうじょうせき)

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 大別当城跡は、大別当山の尾根伝いに残る中世の山城跡です。
 南北に細長い山頂部に曲輪(くるわ)がいくつも並ぶ連郭式(れんかくしき)と呼ばれる構造で、堀切(ほりきり)も確認できます。東西は急峻な斜面で、自然の地形を巧みに利用しています。
 展望台からは、町内に残る山城をはじめ、津山市、美作市の山城も遠望でき、群雄割拠の緊張感を偲ばせる遺構です。
 また、麓のイムラ遺跡(高円構)は、城主、家臣団の暮らした跡と伝わっています。(文:案内板より)(撮影2016年1月3日)

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 大別当城は、美作菅家一族の本拠地として有元氏により築城され、美作東部を支配 していました。
「太平記」によると、1333年赤松氏の配下として後醍醐天皇の京都帰還を助けたとの記録があります。また、1361年には山名氏の美作侵攻にあたり落城しています。戦国時代末期には、尼子氏から毛利氏、さらにその後は宇喜多氏に仕えています。(文:大別当城より

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吊り橋を渡っていきます。

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この坂が急です。

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細長いけもの道を進んでいきます。

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展望台がありました。

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鬼子母神が祀られています。

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見晴らし台と案内板

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とても見晴らしの良い所です。

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津山市、美作市が遠望できます。

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奈義町高円・関本