上山天皇・車戸神社(坪井上)

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2016年1月6日上山天皇・車戸神社に行って来ました。
上山天王様(亥子様)
福本部落の東方の小山「亥の子山」と呼ばれている頂上の平らな場所に祀られている。田畑や稲作等の守護神で五穀豊穣を願い毎年11月の亥の日に祭を行っている。上山牛頭天王とも云われている。亥の日にこたつを出せば火難にあわない。この日ろっく様にはぼたもちを供えるならわしが伝えられている。
車戸様 
上山天王様(亥子様)と並んで「亥の子山」に祀られている神様で農家にとっては大切な財産である牛の神様で豊作と健康を願い祭をする。一方旧久米町領家にこれに関係した車戸様が立派な社に祀られていてそばに置かれている石牛は右向は福本地区に、左向は領家地内のものとなっている。関係がありそうである。(文提供:岩屋城を守る会 会長 北蕙兆氏)

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上山天皇・車戸神社への入口には猪除けの柵があります。子どもの頃お参りされていたという領家の井上さんにご案内いただきました。

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上山天皇・車戸神社が見えてきました。やはり、牛がいました。

相撲場
上山天王様 車戸様 他に祇園様 庄内神社も祀られていた。社のそばに相撲場が(8m×12m長方形) 残っている。部落の人たちはもちろん地区外の人も参加して盛大に大会が行われていた。塞の神のそばに祀られている「八重絹喜八」関取も大会に参加していた。この地も道路改良により平成22年一部取り壊されている。

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左が上山天皇・祇園様 庄内神社・左が車戸神社です。

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こちらが車戸神社と石牛です。余談ですが、この牛の角が折れているのは、昔ここで力比べがあったそうでこの石牛を抱えて力比べをしているとき落としたので角が折れたと言い伝えがあるそうです。