文化財めぐり(本源寺)

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  2015年12月6日(日)津山郷土博物館友の会 第107回 文化財めぐり「森長継の生母 渓花院ゆかりの史跡探訪」があり、本源寺(森家墓所)を拝見してきました。
 本源寺(森家墓所)
 本源寺の由緒:山号は東海山、臨済宗東海派。元は足利尊氏が創建した神戸村の萬松山安国寺。森忠政の美作入国時に小田中に移転。慶長12年(1607)忠政夫人の於岩が没すると西今町の北方に埋葬され、ここへ再び安国寺を移転し龍雲寺と改称、森家から200石の寄進を受けて菩提所となり、元和年間に山号が東海と改められた。寛永11年(1634)に京都で急逝した忠政は大徳寺三玄院に葬られたが、津山の龍雲寺にも供養墓が建立された。天和3年(1683)忠政の50回忌に当たり、法名にちなみ本源寺と改称。(矢吹正則『津山誌』参照)

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本堂

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お霊屋

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本源院(森忠政)墓
基礎石垣・参道敷石には凝灰岩の切石、五輪塔には花崗岩を使用。小ぶりな碧松院の墓碑以外は全高4mに達し、忠政の墓碑には5.15m。墓所が県指定重文であるほか、本堂・庫裏・霊屋・霊屋表門・中門は国指定、忠政の木像は市指定の重文。

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知勝院(忠政室・於岩)             

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晃昌院(忠政娘・於菊)

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大きな木の根っこでぼこぼこになった石畳

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(系図津山郷土博物館作成)

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城西幼稚園の脇に咲いていたあやめ???