旧津山扇形機関車庫 「津山鉄道遺産1」


津山扇形機関車庫トップ 津山鉄道ミニガイド 津山鉄道史 津山鉄道遺産1 津山鉄道遺産2  鉄道資産について  津山扇形機関車庫(機関庫)とDE50-1 (2007年取材)


このページでは、津山で見ることができる鉄道関係の近代化遺産を紹介しましょう。
近代化遺産とは、幕末期から第2次世界大戦終了時にかけて、近代的手法によって建てられた産業・交通・土木等にかかわる建築物のことを言います。津山市に は城東むかし町屋、あけぼの旅館、作州民芸館をはじめとして58の近代化遺産があります。その中で鉄道に関係するものは19です。
これらは津山の町の発展とともに生まれ、発展を支えてきた歴史の証人であり文化遺産です。そして今では津山の景観に溶け込み、私たちの心に素敵な風景として定着しているものばかりです。
「いやー、津山って本当にいいところですね」・・・みなさんも津山の鉄道に乗って四季折々の素敵な風景を楽しんでみませんか。(参考文献:「岡山県の近代化遺産」岡山県文化財保護協会発行)

津山市の鉄道近代化遺産

名 称
竣工年
所在地
宮部川橋梁 大正14年 津山市中北下地内
乢川橋梁 大正14年 津山市坪井上地内
福本橋梁 大正14年 津山市坪井上地内
大井西橋梁 大正14年 津山市坪井上地内
政友川橋梁 大正14年 津山市坪井上地内
安清川橋梁 大正14年 津山市坪井上地内
木原橋梁 大正14年 津山市坪井上地内
坪井橋梁 大正14年 津山市中北上地内
第1大渡橋梁 大正14年 津山市領家地内
大渡橋梁 大正14年 津山市宮尾地内
第2吉井川橋梁 大正14年 津山市神戸〜宮尾
松ボウキ橋梁 昭和6年 津山市加茂町山下
物見トンネル 昭和6年 津山市加茂町物見
機関車 昭和11年 津山市大谷191
転車台 昭和5年 津山市大谷191
美作千代駅舎 大正12年 津山市領家
美作滝尾駅舎 昭和3年 津山市堀坂
知和駅舎 昭和6年 津山市加茂町山下
美作河井駅舎 昭和6年 津山市加茂町山下

▲松ボウキ橋梁
(橋梁には「ボウキ」という字が漢字で書かれています)

▲第2吉井川橋梁(ここから橋梁めぐりが楽しめます)

▲津山機関庫

▲美作河井駅(ファンがノートを置いている駅。ここから県境の物見トンネルに向かいます)

▲美作千代駅(津山市で一番歴史のある駅舎です)駅前の丸ポストも似合っています。

▲美作滝尾駅(「男はつらいよ」第48作の冒頭シーンのロケ地としても有名な駅です)