旅するアート2016 オープニングイベント取材

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2016年11月12日(土) 津山城跡(鶴山公園) 13:00 ~14:00 旅するアート2016 オープニングイベントに参加してきました。当日はお天気も良く、帽子が必要なくらいの日差しの中での創作落語でした。話が進むにつれて、やたらと津山の芸術文化に詳しい方だと思ったら、それもそのはず、高橋 直裕氏は元世田谷美術館学芸員でした。
 鍬形蕙斎の「江戸一目図」を前に話に興ずる長屋のご隠居と八五郎。描かれた風景や人物を流暢に講釈するご隠居に八五郎は舌を巻くが・・・。津山の絵師、飯塚竹斎。無名だった竹斎が晴れて津山城の襖絵を描くに至ったその訳とは・・・。津山ゆかりの絵師二人の物語。等々とても興味深く聞かせて頂きました。

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【落語家】遊興亭福し満
三遊亭圓朝作の人情噺、怪談噺に取り組む一方「楽しく心が軽やかになる噺」も追及し続けている。年4回、笑門来「福」の会という独演会を開催。平成27年には『牡丹燈籠』完全版を上演
1955 静岡県浜松市生まれ、東京育ち。
1998 遊興亭福し満の名で初高座。
2002 岡山県津山市の『つやま芸術祭』に地元の江戸時代の絵師に構想を得た自作噺『飯塚竹斎』で参加。
2009 春夏秋冬に笑門来「福」の会を開催。『怪談・乳房榎』(全編)『鰍沢』 『怪談・牡丹灯籠』(全編)など三遊亭圓朝作の噺に取り組み始める。
以後、独演会や地方公演等を活動の中心に現在に至る。

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【シリーズ美】講演会-4では「美術館のワークショップことはじめ」と題し、高橋 直裕氏(元世田谷美術館学芸員)に講演いただきました。美術館という施設はいったい誰のためにあるのか?地方公立美術館は地域社会に対してどんな役割を担わなくてはならないのか。地域の資源(街、人、歴史など)を生かして地域しのものを活性化していく活動こそが、今の、そしてこれからの美術館に求められている。その秘策とは。(文:美つくりの里・旅するアート2016より)


当日の津山城(鶴山公園)内の様子です。

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真っ青な空と石垣がいいですね。

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民芸社の白石さんです。                 皆さん真剣です。

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ギャラリーふうさんの奥田さんです。           奥田さんの作られた来年の干支が可愛いです。

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其の他興味深い沢山の作品が並んでいました。