備前国総社宮 岡山市指定文化財(史跡)

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備前国総社 岡山市指定文化財(史跡)
 古代律令制下、平安時代末ごろまでには、ほとんどの国に総社が設けられた。
総社とは、国司(国の長官)が逐一出向いて巡拝すべき各神社が、国内各所に分散して不便であるため、各祭神を国府の近接の一か所に合祀することで、参拝を略式化するために設けられたもので、国府直属の祭祀施設である。
 備前国の総社は、備前国府(推定地)の北西丘陵に位置し、国司所祭の古社128の祭神を集めたものと伝えられる。成立の時期は定かではないが、およそ平安時代と推定される。律令制崩壊後は、氏神としての地域の信仰を集め、中世の神仏習合期、岡山藩による寛文の神社整理(1666~1667)を経て、現在に至っている。
 現在の境内地付近には、惣社の内一、同二、馬場といった字名が残っており、かつては一町四方におよぶ広大な社地が広がっていたと考えられる。
 昭和四十年七月に岡山市指定史跡に指定された。平成28年3月 岡山市教育委員会(文:案内より)
(2018年1月1日撮影)

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 ご祭神/大己貴命(おおなむちのみこと)、須勢理毘売命(すせりびめのみこと)、神祇官(じんぎかん)八神、備前国内128社の祭神 

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随身門                     手前は雅楽や芸能を奉納する舞台

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平安時代後期の建築様式を今に伝える拝殿。(全国唯一の平安時代後期様式の社殿)

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社殿は平成4年焼失したが、創建当時の様式で正殿が2010(平成22)年、拝殿が2015(平成27)年に再建。

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創建当時の姿で復元された正殿

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(2018年1月1日撮影)


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(備前国総社宮2016年4月28日撮影)翌日の4月29日には拝殿竣工祭がありました。

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平安時代後期の建築様式を今に伝える拝殿。

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正殿正面には平安時代独特の蛙股も再現されている。

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伊勢神宮から譲り受けた「神宝」を社殿に奉納される前夜の様子を撮らせていただきました。

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20年に一度社殿を建て替えられる伊勢神宮の式年遷座に伴って、全国の神社に譲渡された「楯」と「靱」の神宝を総社宮が譲り受けたものです。

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お忙しい中を禰宜の式部一宏さんが丁寧に応対してくださいましたこと感謝申し上げます。


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