与謝野晶子 文学碑(美作高校)

mimasaka7.JPG

「うつくしき五郡の山に護られて 学ぶ少女はいみじかりけれ」
 明治2年、大阪府生。昭和17年没。明治・大正のロマン主義歌人。歌集「みだれ髪」を出して有名になった。「明星」の主宰者、与謝野鉄幹と結婚。人間解放の歌風で明星派の代表歌人。昭和8年に「美作学園」で講演した。(文:城下町津山文学碑めぐり資料より)(2018年5月16日撮影)

mimasaka5.JPGmimasaka1.jpg

与謝野晶子 夫婦来遊
縣下の名勝を探る
弱年のころ岡山市少林寺に亡兄と少時住んだことのある与謝野寛氏は後年新詩社を結成して岡山へ遊説に来り『あさひ川白魚のぼる春の宵云々』の名歌を読んだ事があり、多年思ひ出の岡山でゆっくり遊んで見たいとの希望を抱いてゐたが、今回岡山萬葉學會知友等の斡旋により晶子夫人同伴来る二七日来岡することになり縣下の海と山の名勝を探ることになった。

【二十九日】味野野崎邸 【三十日】下津井鷲羽山 【七月一日】勝山神庭瀧 【ニ日】奥津津山院庄鶴山城跡【三日】岡山後楽園の豫定であり、なほ晶子夫人の紀行文は本紙上に発表されるはずで岡山では後楽園にて『明星』を中心としての明治文學など夫婦を囲んで有志の漫談會を開くことになってゐる。(文:『美作学園創立100周年記念誌』より)

mimasaka3.jpgmimasaka8.JPG

与謝野晶子歌碑は、正門前の植え込みの中にあります。

mimasaka6.JPGmimasaka10.JPG

校門前の花壇の花が可愛い。