在りし日の中藤酒店(新魚町)

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 新魚町のことを調べている時に、小田中の中本屋の奥様から「これが遠い先祖の家です。」と見せてくださった絵です。「中藤家はおそらく江戸末期に南の方から津山へ来ているのではないかと思う。津山では、雑貨で大儲けをして酒屋を始めたと聞いていますが、その後栄枯衰退があったようです。今では何も資料が残っていないので詳しい事は解りません。」とのことでした。

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 中本屋さんの奥様は中藤酒店の御親戚に当たられるそうです。「残念だけど昔の物はこのお酒を入れる古い陶器の酒樽ビンしか残っていません。」とのことでした。

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古い陶器の酒樽ビンと徳利が先祖から受け継いだものだそうです。

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ご両親が残していた古時計は輸入品でした。
「生前に日本で一番古い時計だと親が言っていたけど、おそらく日本に最初に輸入された時計の一つという意味ではないか。今となっては解らない。」とのことです。

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「昔の写真を見ても、人物が殆どで暮らした家の写真はありませんね。」と話されていました。手元に先代のご両親が仲睦ましく結婚50年を迎えられた時の新聞を大切に持っておられました。