県指定重要有形民俗文化財「津山だんじり」

| 津山だんじりのすげ〜とこは? | 津山だんじり驚きの昔ばなし |



津山だんじりの特徴の一つが彫り!
「新魚町の「ヤマタノオロチ伝説」の彫りはすげ〜で!!」と、廣本さん。
今年は出動がないのが残念ですが...。
「特に文化財に指定されとる、昔のだんじりの彫りは迫力満点じゃ〜〜〜!!」とみなさん声を揃えておられます。各町内、それぞれのだんじりに施されている彫りはまさに芸術。奴通りに集合するので、見比べてみて!
津山のだんじりは全て解体できるように作られています。今でこそ保管庫がありますが、昔は祭りが終わると各町内ごとに解体してしまわれていたそうです。
解体するということは、祭りの前に組み立てなければなりません。そこで、各町内、祭りの前には青壮年が集まって各部位を大切に磨き上げ、組み立てて埃ひとつない状態で祭りに臨んでいました。
その伝統を今でも守っている町内もあります。若頭會の副会長である廣本さん率いる安岡町で解体作業の勉強会が開催されました。「オヤジもおんなじよ〜にまつりの前には出かけて行きよった」と誇らしげに語られていました。
→安岡町のだんじり解体の様子は徳守祭だんじり若頭會ホームページへ


「腹ァ立つで!!エンジンやこ〜ついとりゃせんのじゃ!!」
とみなさんご立腹。
そうなんです。津山のだんじりは祭り本番の前夜、宵祭りにも市中を練ります。その時に提灯に灯りをともすために発電機がついているのですが、
それをどうやら「エンジンがついている」と勘違いしている人が多いそう...。
いざという時のためにブレーキはついていますが、どこのだんじりにもエンジンなどついておりません!!!
だんじりがスピードに乗って走るのも、鋭角に曲がるのも、曳き手の技量次第。
前は綱がたるまぬように走り、中が調節し声をかける。根元はまさに危険と隣り合わせの職人芸。
曳き手若衆の素晴らしい練りをとくと御覧ください!!

今年から全だんじりが宵祭りの際に、南から北に向かい徳守神社正門前で、「宵宮参集」を行います。
祭りの安全と成就、町内及び地域の繁栄を祈願し、いただいた御札をだんじりの台車前方に備えます。
伝統の宵宮参集、是非御覧ください。
写真:徳守祭だんじり若頭會ホームページより

今年から若頭會が主導で、それぞれの町内らしいパフォーマンスを披露!
また、お神輿のお迎えも若頭會が主体となって少し変わるそうなのでお楽しみに!!

津山だんじり保存会館のホームページでは、
津山だんじりの人気投票を行なっています。あなたも自分の好きなだんじりに投票してみよう!!
「津山だんじり保存会館」のホームページは津山だんじりのことが
大変詳しく掲載されていますので、是非御覧ください!
→津山だんじり保存会館ホームページ

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