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山田純造生家(美作市海田)

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 山田純造さんの生家をお尋ねしてきました。現在は子孫で現役医師の山田信夫さん(中島病院で名誉院長)に色々とお聞きしてきました。築200年以上経ったこの家は色々と直しているとのことですが、柱や梁は昔のままで風情がありました。また、お庭の庭木は綺麗に手入れしてあり、伝統を守ることは大変な努力がいることを改めて感じました。


 山田家は、海田(現在の美作市)で代々医業を営んできた家系です。医家として6代目にあたる純造は、大坂にあった華岡流の医塾合水堂で学び、天然痘予防の牛痘種痘の普及にも尽力しました。山田家の医院「仙巌堂」には、治療を求める人たちが雲が湧くように集まったといいます。
2016年12月3日山田純造生誕180周年記念の講演より)

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山田純造生誕180周年記念 海田の医家 山田家の人と学問

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 「山田純造生誕180周年記念 海田の医家山田家の人と学問」会期:11月19日(土)~平成29年2月19日(日)
 山田家は、海田(現在の美作市)で代々医業を営んできた家系です。医家として6代めにあたる純造は、大坂にあった華岡流の医塾合水堂で学び、天然痘予防の牛痘種痘の普及にも尽力しました。山田家の医院「仙巌堂」には、治療を求める人たちが雲が湧くように集まったといいます。山田家には、代々収集された医学書や医療器具が伝来しており、これらは華岡流という蘭漢折衷の医学を習得した医師の学問や医療活動の状況を知ることができる、大変貴重な資料です。
本展では、本年、純造が生誕180周年を迎えるのを機に、山田家の人々とその医業をご紹介します。蘭方(西洋医学)を学び、地域の医療に尽くした医師たちの活動を、ぜひご覧ください。
(文:津山洋学資料館)(2016年12月3日撮影)

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