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日本とロシア-箕作阮甫・秋坪の対露交渉-

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津山洋学資料館 春季企画展
日本とロシア-箕作阮甫・秋坪の対露交渉-  会期:2月20日(土)~6月19日(日)
◆嘉永6(1853)年、日本との開国交渉を行うため、ロシア海軍提督プチャーチンが長崎に来航しました。その対応使節の一員として津山藩医箕作阮甫が派遣され、外交文書の翻訳や外交交渉における助言などを行っています。また、その養子秋坪は幕末に2度ロシアを訪れ、国境交渉に携わりました。今回の企画展では2人の業績を中心に、日本とロシアのかかわりがご紹介します。
◆主な展示資料...「北蝦夷地異国船渡来御届書」「魯西亜人之図」「別段風説書」「長崎表江ヲロシア舟渡来之事」「魯西亜蒸気船之図」「魯西亜書簡和解」など(文:津山洋学資料館)

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【津山人】箕作秋坪(1825-1886)

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文政8年(1825)、呰部教論所の学監 菊池文理の二男として阿賀郡下呰部村(現真庭市下呰部)に生まれる。江戸に出て箕作阮甫に蘭学を学び、後にその養子となった。
文 久元年(1861)、幕命により通商条約実施延期交渉のため、欧州六か国を訪問。また慶応2年(1866)には、北方領土境界交渉のためロシアを訪問する など、幕末の外交交渉に活躍した。維新後、英学塾「三叉学舎」を開設、原敬・東郷平八郎・平沼淑郎ら多くの門人を育成するとともに、森有礼・津田真道・福 沢諭吉らと明六社を興し、明治初期の代表的知識人として知られた。19年(1886)東京で没す。(資料提供:洋学資料館)

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津山洋学資料館シンポジウム「箕作家の人と音楽」

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2014年5月21日(水)15:00~津山洋学資料館ゲンポホール

 今秋、3年ぶりに津山国際総合音楽祭が開かれます。1987年に第1回を開催して以来、一貫してテーマ作曲家にグスタフ・マーラーを取り上げ、続けてまいりました。今年、第9回を迎えますが、今回は関西フィルハーモニー管弦楽団を招聘し、マーラー交響曲第6番を演奏していただきます。そして、その指揮をするのは、同楽団首席指揮者の藤岡幸夫さんです。

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津山洋学資料館前庭の洋学者のブロンズ像

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津山洋学資料館は平成22年3月に新館がオープンし、その前庭に宇田川玄随・宇田川玄真宇田川 榕菴・箕作阮甫・箕作秋平・津田真道の5人の胸像が置かれています。いつも拝見するのですが、はて?この方たちの年代と何時、何処で、何をしたかがごちゃまぜとなってしまっているので、各人のプレートから少しまとめてみました。


津山洋学資料館(つやまようがくしりょうかん)は、岡山県津山市の城東町並み保存地区にある博物館です。建物は「津山洋学五峰(宇田川玄真・箕作阮甫・津田真道・宇田川玄随・宇田川榕菴)」をモチーフに五角形を基本として設計されたとされています。

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