一流の手により作成された木版画『妖怪道五十三次』
妖怪道五十三次(勝央美術文学館にて2016年7月22日(金) 10:00 〜 2016年8月28日(日) 18:00まで)
このたび、勝央美術文学館では、特別展として、昨年11月に93歳で亡くなった漫画家・水木しげるが、江戸時代の画家・歌川広重の「東海道五十三次」モチーフにして制作した全55点からなる連作・妖怪道中絵巻を一堂に紹介する展示会を開催します。
描く、彫る、摺る、すべてが角界一流の手により作成された木版画『妖怪道五十三次』。水木しげるの緻密にして色彩豊かな着色原画を元に、江戸木版画の伝統を今に伝える彫師の深い彫技、繊細かつ大胆な摺師の妙技、匠たちの技が極まる逸品をお楽しみください。
(文:勝央美術文芸館 竹久保)(2016年7月24日撮影)