アート散策~津山城編~

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お腹もいっぱいになったことですし、腰を上げて石段を登ってみましょう。
ん?こんなところに地蔵様なんかあったっけ?
と思いながら近寄ってみると、晴天美しい津山の街並みを背にかっぱのお地蔵様。
松岡 徹さんの「河童地蔵」です。
いろんなところにニョキニョキ出没しますので、ちょっと宝探しみたいな気分が味わえますよ。

それでは、一番上の段まで行ってみましょう。
今日はお天気が良いので、藤棚からの眺めが最高だろうな~と思い、目を向けると藤の花に代わり、美しい女性の画。

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高松 明日香さん「時代劇映画のワンシーンを描く」です。
大奥のワンシーンを描いたそうで、お城のイメージにピッタリですね。

art10.JPG後ろに振り向くと、かわいい砂の天守閣。こちらは松岡 徹さんの「お城の時間」。
4つの天守の真ん中に立って津山城を感じてみましょう。


ただのタイヤじゃないか...。


と思いきや、実はタイヤに恐竜の彫刻が施されています。
入江早耶さんの「タイヤザウルス」。
タイヤ=化石燃料。津山は昔海でしたし、恐竜の化石も出土していますよね。
タイヤに太古の津山を見出すなんてすごいですね。

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こちらも入江さんの作品。トイレにありました。
牛乳石鹸のお部屋に牛乳石鹸の牛。実にわかりやすく、シュールだ...。
このトイレの雰囲気...まるで牛小屋のようです。

またもや、シュールな作品が備中櫓の入口に...。

松岡 徹さんの「津山のお殿様」。
森さんのお頭じゃないですか。
かぶりたい衝動にかられます。

これは、かぶってよかったみたいです。
他の作品に「手を触れないでください」と書いてあったので、てっきり駄目だと思い込んでいましたら、かぶってよかったようです。
残念。
期間中にかぶりに行かなくては...。
みなさんも、是非これはかぶって写真を撮影してくださいね。



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おぉ...美しい。
北川 太郎さんの「静けさ」。
タイトル通り、この作品がこの場所にあるだけで、いつもは感じることのないこの場所の「静けさ」を感じることができます。


文化センター会場に移動しようと階段を下りていくと
目に飛び込んで来たのは、見頃になってきた紅葉の中に美しい「和傘アート」です。
夜はライトアップされるそうで、これは見応えがあると思いますよ。

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