極楽山 清眼寺

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極楽山 清眼寺 略縁起(2009.4.22取材)

当山は、もと極楽山雲清寺と号し、淳和天皇の御代(823〜832)高祖弘法大師が開山せる古刹で、御本尊阿弥陀如来は行基菩薩の御作なりと相伝う。元弘2年(1332)後醍醐天皇隠岐に御遷幸の砌、御駐輦になり、「色も香も かはらぬしもぞ 憂かりける宮このほかの花の水末は」と詠まれたのは雲清寺と伝う。境内の宝筺印塔の台座に、応永25年(1418)戌成8月當寺第十一世住持逆修和上元盛敬白と刻されているのは雲清寺の住職と伝えられる。
山名時氏美作の守護職なりし時、当山を祈願所となし寺領を寄進せしこと作陽誌明らかなり。後年火災にかかり諸堂焼失せるを 長禄年間(1457〜1460)宥尊上人今の地に再興し、極楽山清眼寺と改号す。永正6年(1509)久米の地頭入江蔵人村則を葬り、嗣子石見守藤忠堂宇を修め、亡父の冥福を祈る。貞享5年(1688)秋9月森家家老長尾勝明 院庄駐輦碑を建て後醍醐天皇、児島高徳の由跡を明らかにし、ゆかりの当山に院庄貽文を託した。慶応4年(1868)7月城主松平慶倫がこれに副書を添えて模刻し当山に残している。
美作88ヶ所第56番札所・美作国七福神毘沙門天霊場として、多くの参拝者で賑わう。別名ぼたん寺ともいわれ、毎年のぼたん祭りには、色とりどりの美しい大輪の花を咲かせ、参拝者を楽しませている。

客殿、庫裏は平成6年(1994)12月落成

▲清眼寺前の小川

▲おみくじが沢山吊るしてあります。

▲絹本著色仏涅槃図

市重要文化財(絵画)


(百種300株)


〒708-0014

岡山県津山市院庄779 TEL/FAX:(0868)28-1237
美作国七福神毘沙門天霊場
美作八十八ヵ所第56番霊場

極楽山 清眼寺

▲山門

▲香炉

▲山号額

▲手水

▲水子地蔵

▲清眼前

▲お庭の池

▲庭

▲座ってごゆるりと。

▲客殿

▲連鶴

▲ピンクのボタン

▲縞模様のボタン

▲庭の池より本堂を望む