壽光禅寺
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当寺は元、鳳翔山景徳寺と称し、元和元年(1615年)の創建と言われている。 開山は鎌倉円覚寺の僧であった庭恕和尚、開基は津山藩城森忠政の叔父、森可政(竹林院殿普隠智賢居士)で、森家(西宮市在住)の墓碑は当寺墓地の西側中央部に数基あるが、その中に可政の墓碑は見当たらず、また何処にあるのかも知らない。 当寺5世盤海和尚の代、宝永年間に至って、松平綱国は継母と共に当寺へよく参詣しており、継母が逝去するとその遺骸を本堂裏で火葬にしたが、その跡に盤海和尚が地蔵尊を建立して供養した。この地蔵は現住清堂和尚が、墓地整理の際に、本堂前の無縁墓の中央に移している。 尚、綱国の祖父に当たる松平忠直(元、越前宰相)が、豊後の国で逝去しても、確かな菩提寺が無かったので、当寺へ祀ることとし、忠直(西巌院殿相誉蓮友大居士)と継母(立長院殿雲嶽寿光大姉)の戒名より寺号を西巌山壽光寺と改め、忠直以降の松平家霊牌を祀堂仏壇に祀っている。 当初は36俵、後に3人扶持の加増があり、合計52俵5升を年々下賜されていたが、明治2年廃藩後中絶した。 本堂(31坪)は改築の記録が無いので、ほぼ創建時のままではないかと思う。玄関(14坪)と庫裏68坪)は当山10世顕州和尚の代、文久2年(1862年)に再建されている。鐘楼は明治45年(1912年)4月に建立されたが、梵鐘は昭和20年に戦時供出されたままである。(情報提供:壽光寺) |
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2009.9.19・20 |
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▲鐘楼 当寺の本尊は聖観世音菩薩であり、鐘楼の北にある鎮守は天神様である。 現在の住職は当山13世清堂大徹(昭和21年就任)である。 ▲天神様 森 可政(もり よしまさ)の墓所(位牌のみ)。戦国時代の武将。 臨済宗 壽光禅寺 岡山県津山市西寺町101 電話0868-22-7764 |
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▲境内 ▲本堂 ▲顎 ▲境内 |
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▲白壁が美しい通りにあります。 ▲山門 ▲境内から山門を観る ▲庫裏 |