土砂災害への備え ~防災特集~

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土砂災害には大きく分けて3つのタイプがあります。
自分の周りではどのタイプの土砂災害が発生しやすいのかを確認し、下記のような前兆を感じたらスミ山に避難し、津山市へ連絡しましょう。

連絡先:危機管理課 0868-32-2170

sairen.png 土砂災害の3つのタイプとその前兆

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●がけ崩れ

地中にしみこんだ水分により、急な斜面が崩れ落ちる。 突然起きるため、逃げ遅れる人が多い。

前触れ

・崖に割れ目 ・崖から小石がバラバラ落ちる
・斜面がはらみだす ・表面流が生じる
・崖から水が噴き出す ・湧き水が濁る
・樹木が傾く ・樹木の根が切れる音
・樹木の揺れる音・地鳴り


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●土石流

長雨や集中豪雨により山や川の石と砂が、水と一緒に一気に下流へ押し流される。
※土石流に遭遇したら/土石流はスピードが速いので、背を向けて逃げたのでは追いつかれます。流れに対して直角に逃げてください。

前触れ

・渓流付近の斜面の崩れ ・落石
・川の水が以上に濁る
・雨が降り続いているのに川の水位が下がる
・土砂の流出 ・濁水に流木が混じる
・渓流内の火花 ・地鳴り、山鳴り
・軽石がぶつかり合う音 ・腐った土の匂い


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●地すべり

大雨、長雨により、雨水が地面に浸みこみ、地面が水の力で持ち上げられてゆっくりと動き出す。

前触れ

・地面にひび割れ ・沢や井戸の水が濁る
・地面の一部が落ち込む、盛り上がる 
・斜面から水が噴き出す ・樹木が傾く
・池や沼の水かさが急減する
・家や擁壁に亀裂が入る ・擁壁や電柱が傾く
・樹木の根が切れる音

※一般的な前触れで、すべてにおいて必ず起きるものではありません

sairen.png 土砂災害から身を守ろう!

①自分の周りの危険度を確認

あらかじめ自分の家が「土砂災害警戒区域」かどうかをハザードマップや 市のホームページで確認

②雨が降り出したら土砂災害警戒情報に注意

テレビやラジオ、気象庁や市のホームページでも確認できます。 特に急に強い雨が降り出したときや、長雨の場合は警戒しましょう。

③危険を感じたら早めに非難を!

お年寄りや障害のある方など、避難に時間のかかる方は移動時間を考え、早めに非難させましょう。
どうしても避難場所への移動が困難な場合は近くの丈夫な建物の2階以上に緊急避難するか、もしくは家の中でより安全な場所(崖から離れた部屋や2階)などに避難すること!

※少しでも危険を感じたら迷わず避難を!!
 上記のような現象が起こったら、速やかに非難しましょう。