手作りベーコンではじめる趣味の燻製特集

今回は星空浴特集に引き続き、趣味の特集と題して、めんどくさがりでもできるお手軽でとってもおいしい【手作りベーコン】の作り方をご紹介します!

なお、レシピ・手順は

  • スタッフTの個人的なもの
  • めんどくさがりなスタッフTでもできる、適当に手を抜いたもの

なので、決してこれが正しい方法というものではないので、ご注意ください。

各自で工夫・・・それも楽しみのひとつです。

ベーコン作りチャート

1日目 下ごしらえ
2〜5日目 塩漬け(もみもみ)
6日目 塩抜き
7日目 燻煙(おわってもすぐには食べられません!)
場所について
8日目 いただきます。
その後 保存方法

下ごしらえ

用意するもの

牛バラ肉500g、粗塩 肉の5%(25g)、三温糖 塩の半分(13g)、黒胡椒 10g
ハーブをお好みで(なくてもよい)
アイスピック・フォークなど肉に穴を開けられるもの
ジップロック(フリーザーバッグ)、キッチンペーパー

ハーブは面倒ならカレーなどに入れるブーケガルニの中身を入れてもよいです。
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手順

牛バラ肉を水でよく洗い、キッチンペーパーで拭き取ります。
まんべんなくぶっさします。上司の顔でも思い浮かべるとよいでしょう。 いろいろ試しましたが、個人的にはアイスピックが具合よかったです。
粗塩、三温糖、黒胡椒、ハーブを混ぜて、バラ肉にすり込みます。

ここまでできたら、ジップロックにいれ(なるべく空気を入れないように)、冷蔵庫で4-6日ほど塩漬けにしておきます。

塩漬け(4-6日程度)

1日に1回、モミモミすると味がしみやすくなるそうなので、とりあえずもんどきます。

塩抜き(燻煙の前日)

よく水洗いしてから、ちょろちょろと流水で3時間程度塩抜きをします。このとき、肉に直接水が当たらないように注意。
抜き加減は端を切って、味見をして判断します(焼いて食べます)。このあたりは好みもありますが、ちょっとしょっぱいかな?ぐらいでよいと思います。
塩抜きができたら、水気をよく拭き取り、冷蔵庫に一晩入れておきます。こうすることで肉の表面を乾燥させることができます。水分が残っているとタールが付着し不味くなります。

燻煙

用意するもの

スモーカー(燻煙器)、スモークウッド(4時間分ぐらい)、小型ガストーチ(バーナー)、 アルミホイル(普通の料理用のもの)、タコ糸、バケツに入れた水

これらは、ホームセンターのアウトドア用品コーナーで揃います。
スモーカーは、2,000〜3,000円で売っているものでOK

小型ガストーチはスモークウッドに火をつけるのに使います。あまり燃えやすいものではないため、ライターでは難しいので、ガストーチをお勧めします。これもホームセンターで、ガスコンロ用のガスボンベを接続して使用するものが、2,000円ぐらいで売られています。100円ライターを使う製品もありますが、点火しづらかったり、やや火力不足だったりで使い勝手が悪いので、個人的にはあまりおすすめしません。

スモークウッドというのは、線香のように火をつけるだけで面倒な火力調整などなしに、煙を出し続けてくれるとても便利なものです。また、線香と同じで、1本あたりの燃焼時間が大体決まっているので、長さで調整できるのも魅力。
この他、「スモークチップ」も一緒に売られていますが、こちらは電熱器が必要だったりと初心者向きではないです。間違えないように!

場所

幸いスタッフTは田舎なので場所で困ったり悩んだりしたことはありませんが、住宅地にお住まいの場合は気になるところです。

  • 火を使うので、火の気のない場所でしましょう。
  • 結構においの強い煙が出るので、ご近所との関係が気になるなら自宅では避けたほうが無難かもしれません。
  • キャンプ場、河川敷、アウトドアスペースのある公園など
  • 国定公園に指定されているエリア内では禁止
  • 市内の公園(グリーンヒルズetc)では立て看板等で禁止しているところも

手順

  1. 冷蔵庫で乾燥させた肉をタコ糸で縛って吊るす(写真ではフックを使ってます。なんでもOK)
  2. スモークウッドに火をつける。十分に煙を出すまでしっかり添加すること。(立ち消えします)
  3. スモークウッドをトレーに乗せて、スモーカーにセット。
  4. スモークウッドにアルミホイルをかぶせて、肉から出た油が直接ウッドに落ちない様にする。
  5. スモーカーの蓋をして、煙が出続けていることを確認して放置。
  6. 燻煙がおわったら、しばらく風に当ててから、冷蔵庫で1日味をなじませて、完成です。(すぐに食べると、煙くて美味しくありません)

食べ方

お好みで。ただし決して生食はしないように。ちなみに、スタッフTお気に入りは次のような感じです。

  • 厚めにスライスして弱火でよく焼く。自身から溢れ出た油で揚がったベーコン。以上。
    ベーコン手作りした人100%やってると思われる定番メニュー。つまみに最適。
  • ベーコンエッグ
    これも定番。うまい。
  • ベーコン入りゴーヤーチャンプルー
    豆腐がベーコンから出た旨みを吸ってうまい。ゴーヤーの苦味はあまり感じません。
  • ベーコンチャーハン
    細切りにしたベーコンを炒めて、出た油でチャーハン。(油は大量に出ます)

保存方法

塩分控えめなので、本来の保存食としてのベーコンに比べると日持ちしません。小分けにしてラップに包んで冷凍しておき、1ヶ月程度を目安に食べきってください。冷蔵庫なら1週間程度のようです。(なるべく早めにお召し上がりください。保存は自己責任でお願いします)

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