M&Y美術館

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▲日本で初めての展示だそうです。歌舞伎の好きな方は一度本物を見られてはいかがでしょう。

能・歌舞伎衣装は重たいというイメージでしたが、名人の織った物はとても軽くてふぁ〜としていました。


 「能・歌舞伎衣装 津山に咲く 〜包むという文化を通じて〜 」について
 現在、日本でただ一人、手織りで歌舞伎の衣装と帯地(丸帯)を京都・西陣で制織する職人が宮本克之助氏です。宮本氏は坂東玉三郎、市川海老蔵など多くの歌舞伎役者の衣装を50年以上にわたり手がけられてきています。
今回は「能・歌舞伎衣装 津山に咲く〜包むという文化を通じて〜」と題して、「包む」という視点から宮本氏の制織した能・歌舞伎のための衣装を、丸帯や仕覆、バッグ、袋帯、風呂敷などさまざまな形にして展示を行います。
また、和仁栄幸氏作の、松永直之氏の協力により、備前焼ぐい呑み+仕覆、額装仕立ての衣装地なども展示されます。
主催は、京都の呉服店「あいぜん」。同社の創業30周年を記念して京都、東京、津山にて実施されます。

  津山ではM&Y記念館、京御門茶室画廊(10/16(金)〜10/18(日))の2箇所にて開催いたします。

主な展示内容は以下の通りです。(展示する作品はすべて販売もいたします。)
○「包む」の視点で能・歌舞伎衣裳を様々な形にて展示(丸帯、仕覆、バッグ、袋帯・風呂敷など)
○衣装制作のための紋型紙(初公開となります)
○和仁栄幸氏によるぐい呑など30選(限定版・仕覆をセットにて展示)
○松永直之氏による衣装地の額装作品の展示
○あいぜん30周年記念の創作きものと帯の展示

○宮本克之助氏略歴
1941年 京都市に生まれる
創業者 宮本与平は、明治20年機業店より独立し当時は袈裟など法衣を製織していたが、孫にあたる三代目宮本揆卯次郎が昭和21年から舞台衣裳専門へと内容が移行。
1986年(昭和61年)揆卯次郎死去により当代、宮本克之助が継承し現代にいたる。

▲備前焼とマッチしています。

▲M&Y記念館入口

▲展示風景

▲展示風景

▲小物の展示即売

▲小物の展示即売

○和仁栄幸氏略歴
1944年 苫田郡鏡野町に生まれる
1967年 金重陶陽の門に入る。師の他界後、長男道明に師事、金重素山に薫陶を受ける。
1975年 苫田郡鏡野町に築窯し独立。
1977年 「金重陶陽一門展」に出展、以後各地での一門展に参加、個展を開く。

○松永直之氏略歴
1958年 津山市に生まれる
1986年 津山高等技術専門学校木工科を卒業。
1998年 大阪高島屋にて個展を開く。以降2001,2004,2007,2009年にも個展を開く。
その他、福山天満屋(2002)、岡山高島屋(2003)、高松天満屋(2007)等にて個展を開く。

▲棟方志功・柳井道弘記念館(M&Y記念館)で売られている津山に関する記述と棟方志功に関する本です。

▲今回初めて公開の自画像


10/8(木)〜10/12(月)
棟方志功・柳井道弘記念館(M&Y記念館)1F展示室
〒708-0814

津山市東一宮13-8
10:00〜17:00
入館料:無料(2F常設展は500円となります)
連絡先:0868-27-3239(TEL/FAX)

▲自画像

▲挿絵および蔵書票

▲鮮やかな色です。

▲挿絵および蔵書票