津山洋学資料館

こちらは旧館の情報です。
現在は新館(こちらのページです)へ移設されています。

洋学資料館(建物)洋学資料館(展示物)
※是非一度お出かけください。津山の洋学は見ごたえがあります。
◆休館のおしらせ◆
  建設工事が進んでいる新館への移転作業のため、4月1日(水)から新館のオープン(22年3月の予定)まで、休館いたします。しばらくの間、展示見学・資料閲覧ができませんが、新しい資料館のオープンにどうかご期待下さいますよう、よろしくお願い申し上げます。

津山洋学資料館の建物
(津山市重要文化財指定第40号)
大正9年(1920)に妹尾銀行の津山東支店として建てられた。その後第一合同銀行、中国銀行津山東支店となり、昭和48年まで
銀行として使用されていました。

▲軒先

▲倉庫

▲箕作阮甫さん。

津山駅に立っている銅像と同型だそうです。


※池田豊太郎(多くの名建築を残した棟梁)
洋学資料館をはじめ、キリスト教図書館十字会館、中島病院旧本館、旅館対鶴楼など多くの名建築を残しています。用材は山に入って自ら選び、香をたいて製図をしたと伝えられています。


※磯島政吉(幻の名工といわれる建具師)

明治37年に出雲で生まれたと伝えられていますが、その経歴は定かではありません。先祖は出雲大社の宮棟梁であったといい、「磯島のちり返し」といわれる独特の面取を考案するなど、稀有の名工として知られています。昭和17年岡山で亡くなりました。


★利用案内

開館時間:午前9時〜午後5時(入館は午後4時30分まで)

休館日:

月曜日、祝祭日の翌日、12月27日〜1月4日

入館料:

大人¥150(団体¥120)

高校生・大学生¥100(団体¥80)※団体30名以上

交通:

市内循環ごんごバス「東松原」下車徒歩1分

中鉄バス「松原向」徒歩5分

中国自動車道「津山インター」から車で10分


津山洋学資料館
〒708-0841
岡山県津山市川崎823
TEL0868-23-3324
FAX0868-23-9864

▲本館は神社仏閣風の外観で、屋根は千鳥破風入母屋造り。桧皮葺きの上を銅板で張りさらに玄昌石の天然ストレートで葺くという凝った造りです。

▲天井の壁面

▲天井

▲ケヤキの玉目の腰板や、カウンターの一枚板の巨木は今ではなかなか見ることの出来ないものです。

▲展示室に行きがけにある庭

▲事務所の外観

▲展示室へ続く

▲この扉の向こう側に展示室があります。

▲奥の部屋へと続く

▲窓も素敵です。

内部はモザイクパーケット貼で大正期の優れた建築技術を示すものとして、注目されています。

▲津田真道の銅像

▲宇田川玄真の銅像

▲宇田川榕菴の銅像

▲素晴らしい資料がぞくぞくあるそうです。

▲津山藩医久原洪哉使用の駕籠

この駕籠の製作年代は明らかではありませんが、漆の下張りに慶応3年の日付のある和紙が使われていたことから、幕末のころに新調されたものか、また修理されたものと思われます。

▲かごの中にはひじ当てや背もたれがありました。

▲思わず軒をみてしまいます。

▲庭は休憩所になっていました。

▲綺麗なレンガ

▲窓

※津山洋学資料館にご協力いただきました。