国分寺飯塚古墳

▲国分寺飯塚古墳
  国分寺に位置する標高179mの観音山から北西方向に派生した尾根の先端部に位置します。径35mの円墳で、高さ6m、墳頂の平坦部径は10mを測ります。墳頂平坦部には、径3m、深さ30cm程度の浅い盗堀壙が見られますが、全体に墳丘の遺存状態は良く、均整な円錐形を呈しています。墳丘の斜面には、挙大の円礫による葺石が散見されます。
  発掘調査履歴は不明で、内部主体の規模・構造等は分かっていません。遺物としては、墳丘斜面からの埴輪が発見されていますが、詳細な築造時期は不明です。参考:津山市の文化財(津山市教育委員会発行)

2009.9.19

▲標柱

▲墳丘北側

▲青空の中にくっきり映えています。

▲古墳西側

▲稲とススキが古墳を囲んでいます。