中川伊平が建てた木造3階建ての家(取壊す前)
取り壊し寸前の中川家の木造3階建ての家を記念に撮らせていただきました。
このお宅は「知新館」や「翁橋」を設計した中川伊平(1905~1984)さんの自宅です。中川伊平さんは、平沼騏一郎氏の親戚で、当時、津山で建築家をしていたそうです。2018年8月残念ながら老朽化のため取り壊されました。(2018年3月撮影)
(平沼騏一郎と中川伊平)
知新館は、表門、塀、主屋、土蔵、中門、庭、井戸等から構成され、江戸時代の武家屋敷の面影を今に伝えています。この知新館を設計したのは、平沼騏一郎の親戚で、当時、津山で建築家をしていた中川伊平(1905~1984)です。伊平はこの知新館以外にも、国の登録文化財になっている「翁橋」(津山市西今町)の設計にも携わったといわれています。
中川伊平さんが趣味で集められていたもの。 瓦
3階建てを見上げる
1階の外回り
1階のお風呂はタイル張り
1階の壁にはめ込んである瓦
階段の滑り止めは竹で作ってあります。
2階のドアに貼ってあった書(松平確堂?) 防空頭巾
2階に備え付けられた袋戸棚?の絵
2階の欄間
1階から見上げる 3階のお茶室
3階のマットと細工もの
3階はお茶室
3階の壁にはめ込んである瓦 細工
3階のお茶道具の為の棚 3階から見下ろす
3階建てのすぐ隣に建てられた離れも立派です。
紺屋町というだけあって藍染をしていたかめでしょうか?
庭のかめ 押入の絵
床の間 和ダンス
トイレ 手水鉢 トイレの壁にはめ込んである陶器