建築ツーリズム 江川三郎八展
津山市西今町にある作州民芸館の二階で行われた「建築ツーリズム 江川三郎八展」(主催:城西まちづくり協議会)の様子です。
作州民芸館を設計したのは、岡山県が雇用した福島県出身の建築技師「江川三郎八」です。江川三郎八は擬洋風建築として、岡山県内に多く残っています。
江川三郎八は幼くして父を病気で失い、遠縁の大工棟梁のもとへ弟子入りし、堂宮大工の技術を習得。明治20年には福岡県、明治35年には岡山県が雇用し建築技師として活躍しました。退職後も各方面から委嘱を受け、今も多くの建築が現存しています。(上記写真は県立九津山高等学校本館)(2025年10月5日撮影)
作州民芸館で行われた「建築ツーリズム 江川三郎八展」の様子
倉敷幼稚園舎の構造模型
作州民芸館で行われた「建築ツーリズム 江川三郎八展」の様子
作州民芸館で行われた「建築ツーリズム 江川三郎八展」の様子
作州民芸館(旧土居銀行津山支店、津山市) 旧中島病院本館(西城浪漫館)
PORT ART&DESIG TSUYAMA(旧妹尾銀行林田支店) 中山神社拝殿・神楽殿(津山市)
旧勝央郷土美術館(勝間田郡役所、勝央町)
旧遷喬尋常小学校(真庭市久世) 旧市立中学閑谷黌本館(備前市閑谷)
天満屋本館(岡山市) 倉敷館(旧倉敷町役場) 金光教修徳殿
富原尋常高等小学校校舎(真庭市若代) 旧吹屋小学校本館(高梁市成羽町吹屋)
作州民芸館で行われた「建築ツーリズム 江川三郎八展」のチラシ