その他の応急手当
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その他の応急手当

直接圧迫止血法
●きれいなガーゼやハンカチ、タオルを出血している部分に当てて、
その上から手で圧迫します。
●片手で圧迫しても止血できない場合は、
両手で体重を乗せながら圧迫します。
※感染防止のため、血液には直接触れないようにビニール袋やゴム手袋を使用しましょう!
※手足を紐などで縛ることは神経や筋肉を損傷するおそれがあるので行わないでください。
ショック症状の処置
●水平に寝かせ、ネクタイやベルトを緩めます。
●両足を15~30cmくらい高く上げて、毛布をかけて保温しながら声をかけて元気づけましょう。
【ショックの症状】
・目は眠そうにうつろ ・呼吸が浅く早い ・表情がぼんやり ・冷や汗が出ている
・唇は白っぽいか紫色 ・身体は小刻みに震えている ・皮膚が青白く冷たい

異物除去法(異物が喉に詰まった時)
親指と人差指でのどをつかむ仕草(窒息のサイン)があれば、誰かに119番通報を依頼し、異物を出す試みをしてください。
●反応がある場合
【背部叩打法】
一番やりやすい異物除去法です。
後ろから、手の付け根で肩甲骨の間を力強く、何度も連続して叩きます。
ご本人が咳ができるようであれば、咳をするのが一番効果的です。
※乳児に対して/うつぶせで頭が下がるように片腕に乗せ、
もう一方の手で背中を強く叩きましょう。
●反応がない場合
すぐに心肺蘇生法の手順を開始しましょう。
回復体位
手で枕を作りあごを突き出させ、ヒザを曲げてあげましょう。昼寝をするような、楽な体勢です。
この場合、救急車が到着するまで呼吸の状態をこまめに確認しましょう。
急性アルコール中毒や泥酔の場合もこの体勢に!嘔吐物が気管に詰まり亡くなることが多いそうです。

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