美作国二宮「高野神社」

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▲由緒ある高野神社は堂々として静かにたたずんでいます。(一番左は社務所です。)


高野神社本殿(県指定) 津山市二宮にある高野神社は、美作国二宮として広く知られています。

その本殿は、入母屋造・妻入を特徴とする中山造と呼ばれる様式の大型本殿で、寛文3年(1663)に、森藩2代藩主長継が再建しました。付属の釣殿も同時期の建築で、修理の手が入っているものの、近代初期の社殿が残されています。

(昭和58年4月8日指定)

▲親切に拝み方が書いてあります。

▲灯篭と松の木

▲この柱の穴は、昔は神楽殿まで回廊で繋がっていた証拠だそうです。

▲おみくじを結んで、どんな願いしたのかな?

▲稲荷様のすぐ横にある灯篭は石で作られています。しかも随分古そうです。

▲いりんな形の灯篭?


祭神
主神 彦波限武鵜草葺不合尊(神武天皇の御父君)
相殿 鏡作命(中山神社)
大己貴命(総社)


末社
御先神社 祭神 專女神
古来より、商業、病気、安産、開運の神として信者に敬神講の組織がある稲荷神である。
八幡神社
祭神 応神天皇・神功皇后・外
竜神社 
天明7年大早害の折、藩主の命に依り順風折雨の神として近郷の農民達が建立したものであるが、昭和6年火災に遭い改築された。
淡島神社
末社殿
広瀬神社・荒神社・徳王神社・不開神社・漆若神社の5社を祀る。

▲本殿の正面です。夏祭りの時(7月18日)に作る茅輪(ちのわ)が飾ってありました。冬にも大祓いがあります。

▲拝殿

▲本殿です。

▲なるほど本殿はとても立派でした。

▲屋根の裏側

▲淡島神社は、昔向陽小学校のところにあったものを、昭和44年8月に遷座したもので、女性の神様だそうです。今でもお参りに来られる人もいらっしゃるそうです。

▲稲荷さんを後ろから見ると。

▲稲荷さん正面です。昔このお稲荷さんには沢山の鳥居があったそうです。

京都の伏見稲荷で灌頂してきているそうです。また、田町中筋の近藤薬局の隣にあるのが末社だそうです。

▲御先神社

▲龍神社は雨乞いの神様だそうです。

▲八幡神社

▲参道入り口

▲高野神社の神門です。

中のものはくずれないように覆い囲っているそうです。

▲最初の門をくぐるとこんな景色。

▲階段を上り神門を見る。

▲階段を上りきるとすぐ、実が沢山ついた大きなイチョウの木があります。

▲宝物殿(収蔵庫)です。

▲神楽殿

昔は、うるう年に神楽祭りをしていたそうです。

▲歌舞伎舞台の天井には奉納の証が。

▲神楽殿の中にあるこの絵は、津山城を描いたものです。今でも、うっすらとですが残っています。是非行ってご自分の目で見てください。

▲平賀元義の碑

ひとりのみ

見ればさぶしも美作や

うなでのもりの山ざくら花

▲手水

▲神社の裏側には車で上がれます。

建造物
拝殿、釣殿、社務所、装束殿、末社殿、神楽殿、籠殿
隋神門 建久2年源頼朝の命に依り島津采女を奉公として番匠飛騨工匠に命じて建立されたと伝えられる。腐朽はげしく江戸中期に外覆を造り保護されている。