「衆楽園」を含む取材記事一覧

美つくりの里・旅するアート2013 現代美術展

この記事のキーワード:[国指定重要文化財][太田三郎][美作国建国1300年祭][美術展][芸術・文化][衆楽園][重要文化財]

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第11回おかやま県民文化祭地域フェスティバル「美つくりの里・旅するアート2013」が、2013年9月28日(土)~10月20日(日)午前10時~午後5時 岡山県津山市 衆楽園・美作大学・周辺エリア店舗等にて開催されています!"美つくりの里・旅するアート2013"の「旅」のテーマは「時間旅行」。エリアを巡り、過去と未来・地域と世界の交流に、思いを馳せて。

主催:美つくりの里・旅するアート実行委員会、岡山県、おかやま県民文化祭実行委員会(文:美つくりの里・旅するアートHPより抜粋)2013年9月29日取材

衆楽園で1870年開催された曲水の宴、「衆楽雅藻」が発見されました。

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 衆楽園で1870年開催された曲水の宴、「衆楽雅藻」が発見されました。
巻物は絹布に書いた絹本で、曲水の宴を意味する「流觴曲水」と書いてあり、最後の津山藩主・松平康倫の落款がある。(長さ12.8M、幅0.35M)
康倫の家臣が書いた日記には71年4月12日に巻物が完成したとあるが、その所在は分からなかったそうです。2013年1月、大分県の古書業者から巻物が売りに出されているのを竹内佑宜さんが聞き、是非、津山に残しておかなくてはと入手されたそうです。また、上巻が「乾」、下巻が「坤」の意味らしく「坤」の発見に努めたいとお話し下さいました。(2013年2月25日取材)

【津山人】国画会会員の画家 植月正紀さん

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津山市在住の国画会会員の画家植月正紀さん(76)は、昭和39年の国展入選を皮切りに中央画壇で活躍。(国展審査員歴40年以上続けておられます。)2010年にはスペインにある芸術家審査機関・AMSC(アートメゾン美術評論家選考委員会)が選出する最も評価すべき芸術家の一人として、「スペイン顕彰賞」を受賞したり、2012年フランス芸術委員会・評議員からフランス芸術最高勲章受賞、イタリア・ローマグレゴリアン大学名誉作家やキューバ芸術文化名誉大使に認定されるなど、海外からの評価が高い。(2013年4月9日取材) 2013年7月10日~植月正紀絵画展(喜寿記念展)はこちらをご覧ください。

「生誕100年 尾崎侃 作品展」後期展

この記事のキーワード:[棟方志功・柳井道弘記念館]

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1F展示室 企画展     「生誕100年 尾崎侃 作品展」後期展
開催期間:1月26日(土)~2月24日(日)

入場料:500円(2F常設展もご覧いただけます。)
尾崎侃さん(1912-1988)は鏡野町出身の洋画家。
 津山中学校から岡山県師範学校二部へ進み、教師をしながら作品を制作してきました。 画歴は、今津屋橋のそばにあった南山焼工房の風景を描いた「南山焼風景」で昭和23年に日展初入選をして以来、25回の入選をしています。その他、、昭和25年には光風会展初入選をして、以後連続入選をするなど活躍されました。
 尾崎さんは、津山の洋画家の日原晃さんとも戦前から親しい仲であり、二人で山陰の夏泊や和歌山の潮岬をはじめ多くの写生旅行を続けてきました。

晩年にはお城山周辺や衆楽園など、津山中心部の風景を多数描いています。
作品は明るい鮮やかな色彩の作風が特徴で、多くの人を魅了してきました。

鳥觜智子さん喜寿記念の作品展

この記事のキーワード:[棟方志功・柳井道弘記念館]

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 鳥觜智子さん喜寿記念の作品展が2013年1月10日~14日まで市立文化展示ホールで開かれました。鳥觜智子さんは元小学校教諭で、元田町保育園長さん(現在は顧問)です。日本画家の木田雅之さん(京都市)に教わりながら趣味で日本画を描き続けていらっしゃいます。友人でご自身も美作市で絵を教えていらっしゃる中尾明子さん(元中学校の教師)は、「日本画は素直で正直ですね。鳥觜さんはバックの処理方法が本当にお上手で、私も見習わなくてはいけないと思います。いい絵ですねぇ~本当に!」と話してくださいました。作品は42点で、日常接している園児の表情のスケッチ、また、旅行先で出合った風景のスケッチなども素敵でした。(2013.1.10取材)

津山に谷崎潤一郎、東山魁夷が来ていた。(得能家写真と歴史的資料)

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(2012年6月16日取材)愛山松平家墓所の古写真

 津山市田町にある『寿司 よしひら』の得能さんのお宅には、貴重な物が沢山あります。そもそも得能家は秀康を祖とする越前家の第四代目の宣富公が、四国伊予の国(予州)から津山藩の初代として津山に入ってきた元禄11年(三代目の光長の時代に松山にいた)に、殿様に伴って古参取立てで来たのがルーツだそうです。

☆得能家(寿司 よしひら)に今なお伝わる資料が残っている。その中の一部を抜粋!

 得能良平さんの祖父が、松平家務所に家族で住み宕々庵の維持管理全般をしていた時、松平氏の親族 渡辺明氏(渡辺明氏は松平氏の弟であるが、渡辺家に養子に行っていた。谷崎婦人の松子さんと渡辺婦人の渡辺里子さんは姉妹)の縁で谷崎潤一郎が津山にやって来た。その時の『備忘録』が残っている。

 また、得能家(現よしひら)に東山魁夷が訪れていた。その他地図や雑誌、写真など諸々の資料。

「生誕100年 尾崎侃 作品展」

この記事のキーワード:[棟方志功・柳井道弘記念館][芸術・文化]

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▲昭和23年日展初入選作品〔南山焼風景〕

尾崎侃さん(1912-1988)は鏡野町出身の洋画家。
津山中学校から岡山県師範学校二部へ進み、教師をしながら作品を制作してきました。
 教師歴は、上加茂小、一宮小、苫田小、津山北中、国分寺中(教頭)、羽出小(校長)、成名小(校長)として、多くの子ども達を指導してこられました。
 画歴は、今津屋橋のそばにあった南山焼工房の風景を描いた「南山焼風景」で昭和23年に日展初入選をして以来、25回の入選をしています。その他、昭和25年には光風会展初入選をして、以後連続入選をするなど活躍されました。
 尾崎さんは、津山の洋画家の日原晃さんとも戦前から親しい仲であり、二人で山陰の夏泊や和歌山の潮岬をはじめ多くの写生旅行を続けてきました。晩年にはお城山周辺や衆楽園など、津山中心部の風景を多数描いています。作品は明るい鮮やかな色彩の作風が特徴で、多くの人を魅了してきました。
 今回の作品展では、ご遺族のご協力により作品をお借りして展示いたします。
1990年(平成2)の遺作展、2008年(平成20)の勝央美術文学館での没後20年展に続く作品展です。県北を代表する洋画家である尾崎さんの作品をご覧いただける作品展です。
〔作品展のご案内〕
○1F展示室 企画展
「生誕100年 尾崎侃 作品展」
開催期間:12月16日(日)~1月23日(水)
(※ただし12月27日(木)~1月4日(金)は休館となります)
入場料:500円(2F常設展もご覧いただけます。)
場所:棟方志功・柳井道弘記念館 (M&Y記念館)

〒708-0814 岡山県津山市東一宮13-8
TEL/FAX 0868-27-3239

2012年11月14日の衆楽園のモミジです。

この記事のキーワード:[中央][公園][定番スポット][無料][紅葉][自然][衆楽園][遊べるスポット情報]

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2012年11月13日・14日の衆楽園の紅葉の様子です。小雨が降っていたり、晴れたりと忙しいお天気でした。途中でであった中道中の生徒さんが、園内の句碑などを探しながら歴史の勉強をしておられました。過去の取材

2012年10月1日 衆楽園の観月会

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2012年10月1日(月)午後5時開会・衆楽園(迎賓館とその周辺広場)

2012衆楽園の観月会ー満月の衆楽園に邦楽とオカリナ・ベトナムの琴が鳴るー

中秋の名月には、これまで各地で様々な催しが行われてきました。今年も衆楽園を会場に、邦楽(琴・尺八)とオカリナ、ベトナムの民俗楽器ダンチャイン(16弦琴)の演奏が、一層、観月会にふさわしい空気を醸し出してくれました。また、今年は武蔵の里お通笛の会をお招きして、優雅な篠笛の音色を楽しみました。演奏を聴き、お茶をいただきながら俳句をひねり、ちょっと贅沢な気分で観月句会を楽しみました。主催/2012衆楽園の観月会、協力/津山市観光協会、講演/津山市・津山市教育委員会・山陽新聞社津山支社、津山朝日新聞社

衆楽園のつつじの花とスイレンの花

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(2012年5月7日の衆楽園)衆楽園は、江戸時代初期に津山藩主・森家によって築造された回遊式の庭園です。元禄11年(1698)に松平家が藩主となって以後幕末までは、家臣や他藩・他家からの使者を謁見するための「御対面所」、または藩主の隠居所の庭園として使われ、明治3年(1870)に「衆楽園」として命名されました。
  衆楽園は津山城の北側(津山市山北)に位置しており、庭園は南北に長い敷地で、大半を池が占めています。別邸跡の古い建物群は現存せず、それらを再現した建物(余芳閣・迎賓館・風月軒ほか)が建っています。(津山城より
春夏秋冬いつ来ても見ごたえあります。(過去の取材