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4月19日の尾所(おそ)のさくら

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▲尾所(おそ)のさくら(2010.4.19)
標高480mに位置する1本立ちの山桜で、推定樹齢550年です。高さ約5.9m、枝張り東西約20m、南北約15mです。地上約4mのところから四方に分枝しています。樹姿は壮大にして優美で高雅な気品があります。樹下の眺望もまた佳絶です。宝徳2年(1450)頃、山伏が倉見越えの途中この場所で休み、持っていた杖を残したまま発ちました。その杖が根付いて今の桜の木になったと伝えられています。例年、4月20日前後に満開を迎えます。(県指定天然記念物)(2008津山市教育委員会発行、津山市の文化財より)

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因美線高野駅とさくら

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高野駅
 津山を中心とした鉄道は、岡山津山間の鉄道が一番早く開通しました。当初は、中国鉄道と呼ばれており、開通は明治31年でした。
 中国鉄道は美作と備前を結ぶ主要路線でした。中国鉄道の開通によって一番影響を受けたのは吉井川の高瀬舟でした。最盛期は150艘以上の高瀬舟が通行しておりましたが、次第に数が少なくなり大正年間には全く姿がなくなりました。
 津山から新見方面に行く鉄道は、西美鉄道といわれ民間資本で工事にかかりましたが、資金難で工事は進みませんでした。
 開通は大正の初めです。この鉄道建設には落合町出身の代議士福井三郎氏の尽力が多かったと言われております。

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