2022年06月

二上山 蓮華院 両山寺で、33年に一度の御本尊御開帳

ryozanji2022-5-3.jpg

 岡山県久米郡美咲町にある高野山真言宗凖別格本山二上山蓮華院両山寺で、33年に一度の御本尊開扉法会、七十七世住職晋山式、伽藍整備事業記念式典が2022年4月30日と5月1日の2日間開催されました。稚児行列が華を添えての練供養、久米郡美咲町一宮神社の獅子練(県指定重文)や大道芸人チャーリーさんのイベントも開催され、賑やかな祭典でした。
 また、5月1日~5月29日まで、ご本尊ご開帳は自由参拝でした。(文:写真:金田稔久さん)

二上山 蓮華院 両山寺で、33年に一度の御本尊御開帳の続きを読む

2022 津山市文化協会芸術文化祭

2022-6bunkakyokai33.jpg

 津山市文化協会芸術文化祭が津山文化センターで、2022年5月28日(展示部門)・29日(展示部門・ステージ部門)の両日行われました。
 当日は、展示ホールでの作品展示・切り絵のワークショップを始め、拝見出来なかったのだけど、大ホールでの民謡と踊り、ミュージカル、謡曲、仕舞、朗読、津山鶴丸太鼓などの発表もありました。


※津山市文化協会とは、津山市内の文化団体が津山市の文化発展のために、結成した団体で、現在33団体が所属し、ワークショップや講演会、芸術文化祭を主催するなど、精力的に活動しています。
また、2022年には創立70周年を迎えています。

2022 津山市文化協会芸術文化祭の続きを読む

ミニ企画展「庄野ヒカル展 -四季の花々、こども、風景、ファッション-」

2022hikaru_syono15.jpg

 庄野ヒカル(本名:松子)は明治40年(1907)に津山市田町に生まれ、津山高等女学校(現津山高等学校)、東京の女子美術学校日本画科(現女子美大)に進みました。卒業後は絵画の制作に励むとともに、ファッションデザインも手がけ、昭和36年(1961)に、第1回ピエール・カルダン賞を受賞しました。今回のミニ企画展では、日本画や油彩画、スケッチブックのスケッチ画などを展示します。多彩な表現方法で描かれた庄野ヒカルの世界をお楽しみください。(文:津山郷土博物館HPより)
会期6月18日(土)~7月31日(日)

ミニ企画展「庄野ヒカル展 -四季の花々、こども、風景、ファッション-」の続きを読む

稲葉なおと写真展『津山 美しい建築の街』

inaba_naoto11.jpg

 2022年 4月2日 〜 5月8日まで津山市川崎のポート アート&デザイン津山で、特別企画 稲葉なおと写真展『津山 美しい建築の街』があり大勢の人が訪れていました。
 この展示会は、紀行作家・写真家として活躍されている、稲葉なおとさんの写真展で、津山の美しい建築や風景を収めた写真が飾られていました。私も5月3日に訪れて来ましたが、どの写真もとても美しく幻想的に撮られていて感動しました。また、なおとさんの著書も展示されていて、今までにも沢山の本を出版されていたのだと今更ながら知りました。益々ご活躍していただきたいですね。

稲葉なおと写真展『津山 美しい建築の街』の続きを読む

「出雲街道(Ⅱ)を歩こう会」第5区 No.2

2022-5-15izumokaido25.jpg

 津山宿(城下町)
 古代より出雲と大和朝廷を結ぶ道は、重要な路線として開けていましたが、街道としての整備が整ったので、和銅6年(713)吉備より分離され、美作の国として独立し、以来 津山は国府を有し、美作の中心地として栄えてきました。
 街道は多少の変遷を重ねてはおりますが、播磨より県内に入るには、杉坂峠を通る道が古道でした。この道に変化が起こるのは、慶長8年(1603)森忠政が藩主となり、入国以来であり、江戸幕府の命で始まった参勤交代のため、街道の整備に当たらせたもので、当所は出雲往来、出雲往還と呼ばれ、近代になり全国的に街道と、呼び名が統一されて出雲街道と呼ばれるようになった。
 慶長8年2月美作の国18万6500石の所領を授かった、森忠政は3月に院庄の構城跡に館を築き、城の選定を急ぎ、最終地として「鶴山」と決め、吉井川と宮川を見下ろす鶴山を城地と定め、土地名称を「津山」と改めた。秋には徳守神社を総鎮守として造営した。
 元禄10年(1697)四代藩主長成病死のあと、五代藩主として江戸へ発った関式部衆利が発病し、8月森家は改易となった。
 元禄11年正月、松平備前守長矩は美作国津山城を受領し、10万石の領主となり以後危機もあり、所領も5万石になったりしたが、その後は増加に転じ明治の維新を迎える。津山は今も昔も作州の中心である。(「出雲街道(Ⅱ)を歩こう会」第5区 No.1からのつづき

「出雲街道(Ⅱ)を歩こう会」第5区 No.2の続きを読む

2022 ツヤマ・フード・コレクション Vol.2

2022tsuyamaL5.jpg

 令和4年(2022)6月12日、グリーンヒルズ津山にある、Globe Sports Dome(旧グラスハウス)で行われた「TSUYAMA FOOD COLLECTION Vol.2」AM10:00~PM3:00(主催:スカイギフト)は、約3,000人の大勢の若者や家族連れが来られていて大盛況でした。
 津山のうまいもん集合ということで、キッチンカーはじめ、津山和牛の干し肉、和菓子、津山榕菴珈琲などなど、地域のうまいもん14店舗が出店しました。また、作州忍者鶴山隊のイベントや、ふわふわ、あまごのつかみ取り、お菓子投げ、スカイビューイングなどの楽しいイベントでキッズたちは大喜びでした。
 主催したスカイギフトの石川社長は「津山のうまいもんを沢山の人に知ってもらいたかったので、これだけ大勢の人が来てくださってとても嬉しい。」とのことでした。

2022 ツヤマ・フード・コレクション Vol.2の続きを読む

「出雲街道(Ⅱ)を歩こう会」第5区 No.1

2022-5izumokaido27.jpg

 特別企画(第5弾)出雲街道(Ⅱ)を歩こう会(第5区)
久米(ふれあい学習館)~津山(市役所)間7.0km(実質8.0km)
令和4年(2022)5月15日(日)実施


 今回の「つながる出雲街道(Ⅱ)」を歩こう会は、特別企画 第5弾として久米(ふれあい学習館)より津山(津山市役所)までを、逆に西から東へと主催「勝間田宿の会」と共催で、「城西まちづくりの会」と「勝山宿の会」で歩きます。
「勝山宿の会」では平成24年より、真庭市内の「出雲街道(7回)・大山みちを歩こう会(6回)」を踏破して、国交省より「夢街道ルネッサンス」に認定され「つながる出雲街道」と命名され、東部(美作市・勝央町・津山市)に活動の場を求めて、歩こう会を開催し、次回10月23日は第6弾(最終回)となります。

「出雲街道(Ⅱ)を歩こう会」第5区 No.1の続きを読む

「美作滝尾駅 貨物上屋1号」が推薦産業遺産に!

2022-4takioeki1.jpg

 2022年4月5日さくら満開の因美線「美作滝尾駅」に行ってきました。美作滝尾駅は毎年「みまさかスローライフ列車」が停車して賑やかでもあり、背景には中世山城「医王山城跡」が見えます。
 美作滝尾駅の駅舎北側にある、美作滝尾駅貨物上屋1号は1928年(昭和3)に設置され、「小停車場本屋標準図」第二号型完成直前の本屋は開業時の姿をとどめ、標準図と比較すべき貴重な建物としてこの度、推薦産業遺産として評価されています。
 市内の推薦産業遺産は、「旧津山扇形機関車庫転車台津山文化センター美作千代駅本屋知和駅本屋、美作滝尾駅貨物上屋1号」で5件になります。(うわや:貨物の積み下ろしや荷捌きをした建物)

「美作滝尾駅 貨物上屋1号」が推薦産業遺産に!の続きを読む

2022イナママお誕生日おめでとうございます。

2022-6-11inaba17.jpg

 2022年6月11日は朝からどんよりとした日になりました。
イナバ化粧品店内に入るとすぐ、昨日85歳のお誕生日を迎えられたイナママと全国のファンから送られてきた沢山のお花が出迎えてくれました。イナママは普段でも年齢より若くすべすべしたお肌ですが、今日は一段と美しく見えました。こんな素敵な先輩のようになりたいな。

2022イナママお誕生日おめでとうございます。の続きを読む

2022 第3回作州絣保存会作品展

2022-5kasuri40.jpg

 「第3回作州絣保存会作品展」が、2022年5月20日(金)~22日(日)まで、津山市新魚町のアルネ津山4Fの市立文化展示ホールで開催され、多くの方が訪れておられました。
 会場内では会員さん達の織った力作約80点が所狭しと並んでいました。今回は会員さんの織った色々な柄の着物が沢山展示してありましたので紹介してみます。また、ドレスや子供服、バッグ、衝立など沢山の作品も並んでいて見ているだけで楽しい作品展でした。伝統を守るという事は大変な努力がいると思います。どうぞ頑張って続けてくださいね。(第二回の様子
(今回会場内に入ると、大きな桜の木が目に飛び込んできました。これは、「りす&えぽ」葛原紀子さん、中岡敬子さんの作だそうです。)

2022 第3回作州絣保存会作品展 の続きを読む