2019年12月

今年もお世話になりました。

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 2019年12月30日小雨が降る津山地方ですが、イナバ化粧品店内は明るいです。
全国からおいでになるファンの皆様に対して、いつも笑顔で親切に応対され、本当に頭が下がります。
いつもお店に立たれ、疲れたらそっと奥に入り休憩を取りながら一日中お店を切り盛りされています。
今年一年イナママには大変お世話になりました。驚きあり、笑いありの楽しいことの多い一年でした。

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景清山 往生院 寶性寺(鏡野町)

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景清山 往生院 寶性寺
 縁起によると、各地で戦功のあった藤原景清が将軍足利利義詮から恩賞として当山の地を賜り、館を構え母と暮らしていました。やがて、武勇にすぐれ衆望厚い景清は、出世を妬んだものに謀殺され、悲歎にくれた母も後を負うように亡くなってしまいました。
 これを哀れんだ叔父の景明は景清母子の亡がらをねんごろに山内に葬り、弔いのため仏門に入ることを決心し、剃髪しました。そして、館を精舎としてご本尊を求めていた景明は、二宮村円通寺の地蔵尊を玉甫上人に乞い、当山のご本尊として安置しました。
 この地蔵尊は、弘法大師が諸国を行脚の折、疫病が流行しているこの地で、人々の苦難する姿を目の当たりにされ、平癒祈願をするために刻まれた地蔵菩薩とされています。
 この時貞治六年(1367)、玉甫上人を一山の開基とし、景清山寶性寺往生院と名付けられたと記されています。
 以来、藤原景清一族の位牌とお墓を供養するするお寺として、現在に至っています。(文:『高野山真言宗美作八十八ヶ所霊場』より)

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数珠回しなどの伝統行事を行う平安時代末期のお堂

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大御堂 -おみどうー
 大御堂が創建されたのは、寿永4年(1185)と伝わりますが、定かではありません。2018年度に実施した放射性炭素年代法による測定で、部材の一部は、12世紀末、平安時代後期に伐採されたものであることがわかりました。岡山県内最古の木材を使った建造物ということになります。
 当時、大御堂ほど大きいお堂を村だけで作ったとは考えにくく、京都の仁和寺の資本が入って建てられたものと思われます。また、大御堂は現在、「堂ノワキ」という場所に位置し、北側に「堂ノモト」という地名があることから、本来は現在地のやや北へ建てられていた可能性があります。
 建築された当初は、一辺が8間(約14.5m)あったものの、その後、江戸時代初期に3間に縮められたとも伝えられます。現在は吹き抜けですが、柱には、かつて板戸で仕切られていたことを示す跡が残されており、幾度かの再建・修復を繰り返しているものの、部材には室町時代以前に遡る古材も多く残されています。(文:真庭市観光協会HPより)(2019年10月9日撮影)

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美作の大庄屋巡り「福島家 福島善兵衛」

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福島善兵衛 大庭郡目木村 森藩~松平藩
大庄屋まで
 福島氏は、もともとは鎌倉幕府のもとで、伊豆福島郷に居を構え北條高時(1303-1333)代に故えあって四国土州七條公に仕え、土州安芸郡、讃州三野郡託間塩生構城・豫洲国分寺金甲山居たと伝えられる。享徳3(1454)年長宗我部元影により落城となる。一族を連れて安芸を経由して、美作の国勝山高田城の三浦氏を頼り作州の地につき、三浦氏に仕えたことに始まる。・・・19代一信(伊織介)の時。
文亀年間(1501ー1503)高田城三浦貞連の元で、山名右近亮の守護する篠向城を陥落させ城代として入城した。以来、21代玄蕃允 一盛(-1526)、22代玄蕃允 満則(-1548)、23代玄蕃 盛親(一則)-1584)75年間 篠向城を守護した。(23代玄蕃一則を目木構の祖とする)
天正4年(1576年)毛利・宇喜多連合軍により勝山高田城主三浦が滅ぶ。福島・金田が守護していた篠向城も陥落し、城から逃れていたが、宇喜多の家臣・江原氏に仕えた。福島盛親(玄蕃一則)の子・七郎右衛門は秀吉の朝鮮出兵(文禄の役)に従い帰国後高麗犬を米来神社に寄進した。城主江原は釜山で病没し、その後関ケ原の戦いで西軍が負け宇喜多は改易され、福島、金田も帰農した。
江戸時代に入り、森藩により、大庄屋となる。

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久米ロッジで「どきどきサバイバルキャンプ」

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 2019年12月22日「どきどきサバイバルキャンプ」にお邪魔してきました。
岡山県には、多くの自然の家があり、キャンプなどの体験的な教育事業がさかんに行われています。
同様の事業を津山市でも普及させるため、久米ロッジを舞台に、様々なテーマのキャンプを企画しました。今回のテーマは、「サバイバル」です。プログラムは、ありません。班の仲間と協力して、活動を考えます。寒ければ、薪を拾って焚き火。お腹が空けば、野外炊事。食器が必要なら、竹細工。さらに、極寒でのテント泊。どきどきのサバイバル生活が君たちの挑戦を待っている!(文:案内チラシより)

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美作歴史ネットで訪ねた中世式内八社の秋祭り

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 2019年度美作歴史ネット地域研修会のお誘いで真庭市社の「式内八社」について学んできました。
式内社:延長5年(927)に完成した『延喜式』第9・10巻「神名帳上下」に記載された神社。美作11座(10社)、備前26座(21社)、備中18座(18社)
美作の式内11座(一宮中山神社、二宮高野神社、三宮天石門別神社、社八社)
―中世の遺産・文化が色濃く残る社へ―
 山々に囲まれ、清らかな水が湧く、自然豊かな社地域は、まさに日本の原風景。そんな社地域には、神社や御堂、石造物、城跡などの歴史遺産が数多く点在しています。
 平安時代、醍醐天皇の命で編纂された『延喜式』に記載された重要な神社は、「式内社」と呼ばれていました。『延喜式』に記載された美作国11の式内社のうち、社地域にはじつに8つが集中しており、古代から神聖な場所とされてきました。中世以降にも多くの記録に記載され、古い形をとどめる祭りや行事も残っています。
「式内八社」とは佐波良・形部神社(県社)、二宮(長田、兎上、壱粟・大笹、久刀神社)、横見神社の8つの神社の通称です。(文:式内八社の里めぐりパンフレットより)2019年10月9日撮影

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金龍山普陀洛院 見正寺(勝央町)

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第十二番 金龍山普陀洛院 見正寺
 当山開山の源は弘仁十五年(824)、諸国を行脚し、御修行中の弘法大師よりお告げを受けた、海圓上人の開創と伝えられています。
 寺号はお大師様直々の命名によるもので、向かい側の神山愛宕山から眺める威容は「正に金の龍を見る如し」という意味を以て、金龍山見正寺と授けられ、本尊は正観世音菩薩です。
 寛永年間においては、国主・森忠正公の一周忌法要を奉修し、その深夜諸堂を焼失しましたが、寺社奉行より再建料年貢米を下腸され、僅か二年を経ずして、再建落慶法会を修行できるほどの信仰と隆盛を極めました。
 その後幾度か焼失しましたが、再建される度に諸堂の全てを西向きに統一されていたことから、如何なる時も頑なに真っ向勝負を挑む人を「見正寺向き」と言う諺を生んだと伝えられています。
 爾来、時代は移り人は替るもご本尊様と社会へ奉仕を捧げながら、一山檀信徒各家の御先祖様、十方檀越諸聖霊に香華燈明の歴史を今に伝えています。
 現在の本堂、大師堂、庫裡等は、前の建物の老朽化のため、平成四年檀信徒の熱き信仰と総意により再建を発願し、六年に及ぶ歳月を経て、平成十年に見事に完成したものです。(文:『高野山真言宗美作八十八ヶ所霊場』より)

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2019 作東バレンタインホテルのイルミネーション

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 豊かな自然に囲まれた丘の上に広がるバレンタインパーク作東
12月1日(火)~12月25日(金)まで作東バレンタインホテル周辺がイルミネーションで彩られています。12月23日にはコンサートなどクリスマスイベントが開催され、イベントのフィナーレには冬の夜空に花火が打ち上がるそうです。クリスマスまでの期間中はLED約2万個のイルミネーションが点灯します。毎年伺いますが今年はホテル周辺に集約された素敵なイルミネーションです。

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2019 三保公民館のイルミネーション

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 毎年この季節になると、三保公民館にイルミネーションが飾られているのを拝見していました。夜になりあたりが暗くなってしまうと車を走らせていても何だか淋しく感じます。そんな時、イルミネーションを見ると何だかほっこりとします。どんな方がどんな思いで飾られているのかを想像しながら・・・。今年は壁にサンタさんが踊っているのを発見して可愛いので撮影させていただきました。(2019年12月14日撮影)

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2019 勝央町のイルミネーション

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 2019年12月14日勝央町公民館前のイルミネーションを拝見してきました。
この日はクリスマスコンサートも開かれていたようで、賑やかな歌声も聞こえてきました。また、子ども連れの家族の楽しそうな会話もあり、イルミネーションは人の心もホットにさせるもんだなぁ~と感じました。可愛いハートのイルミネーションがあったので、ハートの中にぎゅっ!と収めてみました。

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