2012年07月

上賀茂神社(津山市原字荒神)

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 勝加茂原字荒神にある。祭神は火産霊神・素戔鳴命・味鉏高彦根命・下照姫命をまつる。原村往古より勝加茂西上(現上村)鎮座の若王子権現を産土神としたが、明治十年その氏子を離れてもともと荒神社のあった地に社殿を建立し、旧来の荒神社の祭神に西賀茂神社及び朝吉神社の分霊を勧請合祀して、上賀茂神社と号した。(歴史めぐり資料より)2012年7月8日取材

「美作神社資料」には、「和銅元年鎮座、大永五年山名太郎左衛門常清の社殿再興、正保七年以来氏子よりその費用を献進する」とありますが、その拠るところが明確ではありません。「勝北町誌」より

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ビールフェスタ in 2012年

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2012年7月21日(土)の地ビールフェスタ in 津山の様子ですが、当日は大勢の人出があり、ソシオ一番街、アルネ津山東広場は座るイスもないほどでした。美味しい津山餃子をはじめ、韓国風まきずし、唐揚げなど等いただきました。

【日時】2012年7月14日(土)、21日(土)、27日(金)、28日(土)、8月4日(土)
16:00~21:00(※20:30オーダーストップ)

【場所】ソシオ一番街、アルネ津山東広場

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過疎の村を救ったスーパー公務員「ローマ法王に米を食べさせた男」と語る会

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ローマ法王に米を食べさせた男  過疎の村を救ったスーパー公務員。
石川県羽咋市 高野誠鮮 氏 の講演があります。

「ローマ法王に米を食べさせて一俵42,000円で米を売る方法」

いま、岡山県内でも中山間地域の活性化は急務となっています。
限界集落、過疎高齢化、耕作放棄地、、何だか後ろ向きな言葉ばかりが並んでどんどん活力が失われています。

石川県羽咋市、能登半島にある人口約2万人の小さな市で、全国に注目される地域活性化が行なわれています。
神子原地区という美しい棚田が広がる地域で採れる米はローマ法王に献上され、1俵42,000円で取引されています。

どうしてそんなことが可能になったのか?
その仕掛け人である羽咋市役所の高野誠鮮(じょうせん)さんからお話を伺います。

参考書籍:『ローマ法王に米を食べさせた男』
http://www.amazon.co.jp/dp/4062175916

主催:いいね!ソーシャルシティ岡山夢づくり実行委員会
   NPO法人英田上山棚田団
後援(予定):岡山県美作県民局 久米南町 勝英農業普及指導センター

日時:2012年8月18日(土) 13:00-15:30
場所:久米南町文化センター ホール(岡山県久米郡久米南町下弓削515-1)
参加費:無料(会場で寄付を募る予定)

スケジュール:
13:00 開会(開会挨拶:河島 久米南町長)

13:05 石川県羽咋市高野誠鮮氏講演
「ローマ法王に米を食べさせて一俵42,000円で米を売る方法」

14:05 休憩

14:15 パネルディスカッション
「農業の6次産業化をいかに進めるか」
ゲスト  高野 誠鮮 氏

パネリスト(調整中)
井筒耕平 氏(NPO法人英田上山棚田団)
水柿大地 氏(美作市地域おこし協力隊)
千田 良仁 氏(6次産業化プランナー・株式会社アイファイ)
千葉 吉史 氏(瀬戸内市戦略アドバイザー・農業生産法人経営)他

コーディネート
東 大史(6次産業化プランナー・MLAT合同会社)

15:30 終了

2012年7月11日の津山駅

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 久しぶりに津山線を利用し、所用で岡山へ出かけました。電車を利用するとき、いつも楽しみにしているのは津山駅地下道のポスターを見ることです。また、電車に揺られながら本を読んだり、景色をゆっくり見ることができるのは車では味わえないことですね。電車の旅いいですね!(2012年7月11日)

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保田扶佐子美術館 特別展 7月21日(土)~9月30日(日)

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保田扶佐子美術館2012年特別展が7月21日(土)~9月30日(日)
 2012年7月21日(土)~スペインのバルセロナ地方の珍しい絵本と19世紀末から20世紀中頃までの古い絵はがき等を展示いたします。
 スペイン・バルセロナ地方の庶民が、細やかな感性で、心豊かに過ごしていた時代の色とりどり絵ハガキ等、見ていて楽しいものが満載!
是非、見に来てね!

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「童謡の日」コンサートで野口雨情のお孫さんと共に歌う。

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2012年7月1日(日)野口雨情生誕130年とプレママ赤ちゃん&みんなの童謡教室30回を記念して、音楽文化ホール・ベルフォーレ津山で、童謡ひろば~うたわらべ「童謡の日コンサート」がありました。
 うたとお話は大島良子さん(ソプラノ)、ピアノは先本潤子さん、スペシャルゲストは野口雨情のお孫さんで、野口不二子さん(野口雨情生家・資料館代表)でした。
 オープニングの青い目の人形をはじめ、「シャボン玉」、「赤い靴」、「雨降りお月・雲の陰」、「あの町この町」、「十五夜お月さん」、「七つの子」などなどが披露されました。
 また親子でいっしょに!では「俵はごろごろ」、「証城寺の狸ばやし」等を親子で熱唱。


野口雨情<1882年(明治15年)5月29日~1945年(昭和20年)1月27日>日本を代表する詩人、童謡・民謡作詞家。多くの名作を残し、北原白秋、西条八十とともに、童謡界の三大詩人ともうたわれている。


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両山寺五瀧の一つ「小滝」

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2012年7月16日(火)小瀧(こたき)倭文東村大字福田上
小瀧は八社川上流にあり、小滝(高さ約20m)付近はよく整備されている。
両山寺五瀧の一つ、高さ10間、幅4間、傍らに大師堂がある。榜示が乢へ上る道路も左側にあって通行する旅人の足を止めしめる。瀧は小さいが雅致がある。(久米郡誌より)
 野山が紅葉と変わり清々しき心地に秋風がやって来る頃、又春の陽に麦穂の美しく伸びゆく時、御大師巡りに足を八社の地に運ふ折道行く人々に疲れの足を停めさす小瀧、秋の陽ざしに岩の白く輝き清流に流るゝ汗を拭ひ取り水の面に我が身を写せる小瀧の水の清らかさ先づ何と云っても秋の八社の代表的景勝地で有らう瀧の上に堂ありて、御大師様、御薬師様等祭礼するは是又面白き姿である。久米郡誌に「両山寺五瀧の一つ高さ10間、幅4間傍に大師堂がある榜示が乢へ上る道路の左側にあって通行する足を止めしめる瀧は小さいが雅致がある」と述せる如く総て小瀧の地は風雅なり。(昭和27年9月1日発刊 倭文志稿より抜粋)2009年取材の様子はこちら

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曹洞宗 清涼山 正覚寺

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曹洞宗 清涼山 正覚寺 (2012年6月24日取材)
縁起
 当院は曹洞宗太源派に属する寺で、作陽誌には次の通りに記述されている。
 本尊千手観音 鎮守春日大明神 本寺夢中山幻住寺 境内東西百七十間南北六十五間となっている。本尊は千手観音となっているけれども現在の本尊は釈迦三尊であり、鎮守は白山大権現である。
 久米郡旭町大字北にある夢中幻住寺第二代の住職大庵洞益(1434~1461永享6年より寛正二年まで二十八年間住職)は長禄二(1458)年、今の大字宮部下、久保神社の西隣に地に小さな寺を建て、「普門寺」と称した。しかし此の寺は未だ本山からも認められておらず従って寺格もない平僧地であった。
 夢中幻住寺は永禄年中に失火、永禄九(1566)年より天正十九(1591)年まで二十六年間無住、其の後天正十九年に法山存悦が幻住寺に入った。
此の人は元和五(1691)年迄二十九年間住職として幻住寺の復興に尽して功績のあった人である。此の法山存悦が幻住寺復興に尽した経験と才幹をもって宮部地方の人々に説き、喜捨を集めて、寺地を宮部上村の王子に定め、前記の普門寺をここに移して寺院を建設したのである。
であるから此の寺の開基も開山も実際には法山存悦であるけれども、普門寺の開山である幻住寺第二代の住職大庵洞益を迎えて勧請開山に据えたのである。
時代はわからないが法山存悦の幻住寺10色在任中の天正十九年から元和五年に至る二十九ヶ年の間と推定する外ないのであって、かいざんは実際よりも百二・三十年も前に遡って長禄二(1458)年の普門寺の開山そのものが此の寺の開山とされたわけである。
 作陽誌(西作誌)は元禄二(1689)年から元禄六(1693)年までかかって森藩の編纂した地誌であってこの頃ではすでに山号(清涼山)も寺号(正覚寺)もあり、本尊は千手観音、鎮守は春日大権現で夢中山幻住寺を本寺とするちゃんとした寺院に成長していたのである。(全文:『 久米町史』より)
曹洞宗 清涼山 正覚寺 本尊 千手観音 (津山市宮部上1663)

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保田扶佐子美術館2012年特別展

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保田扶佐子美術館2012年特別展が7月21日(土)~9月30日(日)まで展示。(保田扶佐子美術館)
 2012年7月21日(土)~スペインのバルセロナ地方の珍しい絵本と19世紀末から20世紀中頃までの古い絵はがき等を展示いたします。※尚7月7日(土)・8日(日)、7月14日(土)・15日(日)の両日は勝手ながら閉館とさせていただきます。
 スペイン・バルセロナ地方の庶民が、細やかな感性で、心豊かに過ごしていた時代の色とりどり絵ハガキ等、見ていて楽しいものが満載!ご期待ください。(2012年7月5日(木)取材)


2010年の取材2009年の取材

保田扶佐子美術館/開館時間10:00am~5:00pm
開館日 土曜日・日曜日/観覧料 無料

《保田扶佐子プロフィール》抽象画家・版画家

1942年10月20日。岡山県津山市に生まれる。1981年よりスペイン・バルセロナを拠点に活動する。個展、グループ展多数。絵画、版画のほか、多くのアーティストブックで画家、詩人、作曲家たちと共同制作している。現在はバルセロナと日本を往復しながら活動中。

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