2016年03月

津山圏域クリーンセンター竣工式

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 2016年3月21日(月) 8:30 〜 16:00.津山市、鏡野町、勝央町、奈義町、美咲町でつくる津山圏域資源循環施設組合(管理者・宮地昭範津山市長)の総合ごみ処理施設「津山圏域クリーンセンター」(岡山県津山市領家1446番)の竣工式が行われました。この日は途中からあいにくの雨模様になりましたが、1市4町の首長や地元住民ら多数の方が式典に参加しておられました。
 津山圏域クリーンセンターは、焼却灰のセメント原料化、及び焼却熱を利用した発電など、資源の有効活用により、循環型社会の一端を担うとともに、ごみの減量化、及び、リサイクルの推進に関する普及啓発並びに環境学習を推進する拠点施設として運営されます。

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加茂の戸賀神社(子守様)

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子守様(かもの夜話から) (2015年11月12日取材)
 戸賀の氏神様は、子守宮といいイザナギ・イザナミの夫婦神を祭祀してある。
 むかしから嬰児の夜泣きに霊験があり、夜泣きのはげしい子を持ったものが、参詣して「お猿のぬいぐるみ」をお借りして帰り、子供の着物の襟につけ、御利益を得てお礼参りの時に「お猿のぬいぐるみ」を二つにしてお返しする。近時、霊験あらたかにして、参拝者が多くなってきています。
 秋の大祭は9月9日であり、冬祭りは12月10日、神様所有の田にできた米で当番三軒で甘酒を作り、甘酒祭りをした。
 明治末期、神社合祀で塔中の軒戸神社に合祀したが、その後分離帰村して、もとの宮地に鎮座します。今は、春の例祭は4月10日、秋の大祭は10月10日に執り行ない、傘鉾の御神事があります。
大勢の方々のご参拝をお待ちしております。 戸賀部落  加茂町観光協会

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REKUアート倶楽部展

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2016年3月18日(金)~20日(日)10:00~18:00まで津山市文化展示ホールアルネ4階で「RAKUアート倶楽部展(パステル画・水墨画・水彩画・鉛筆画・油彩画)」がありました。「RAKUアート倶楽部展」主宰の山形楽さんと生徒さん(作品100点と趣味のコーナーの作品展等)のパステル画など会場いっぱいに花開いていました。山形楽さんは「生徒の作品も色々と個性があっていいですね。益々レベルアップし、これからもパステル画をどんどん世の中に広めていきたい。」と語っておられました。

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京橋御門(山下)

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津山城への闖入者(ちんにゅうしゃ)
 城の警備は厳重を極め、不審者が入り込むことなどあり得ないというのが、一般的な城に対するイメージでしょう。確かに、城への出入りは簡単ではないですが、町人や農民からは全く隔絶した場所というわけではなく、さまざま人々が通行手形を得て、日常的に出入りしていました。そんな場所ですから、ときには不思議な事件も起きるのです。では、京橋門の番人の報告から、ちょっとした騒ぎのようすを見てみましょう。
 文化元年(1804)の8月17日、昼過ぎのことでした。京橋門の番人二人は不審な人物を目にして、声をかけました。その男は、単の着物を身につけ、尻をからげて鉢巻をしていました。そして、手には白木の箱を持っていました。ふだんだと京橋門は、城内の武家屋敷への用事で入る者も多く、厳しい監視はしていないのですが、このときばかりは少し気になったというのです。

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高瀬舟と舟着場の常夜燈(山下)

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高瀬舟とみなと町津山
 高瀬舟を使って吉井川を上下する輸送は、江戸時代になる前から行われていましたが、城下町津山の発展に、高瀬舟の活躍は欠かせないものでした。森忠政や家来たちは、木曽川の川みなと兼山の出身です。河川利用の豊かな知識や経験は、津山でも大いにいかされました。
 高瀬舟は底が浅くて平らで、あまり深くない川を行き来するのに適しています。馬1頭に積める荷が150㎏なのに比べ、高瀬舟は1そうで6トン「(長さ約15m・はば約2m)(米100俵)」も運ぶことができ、鉄道が敷かれるまで、吉井川や加茂川などは荷物や人を運ぶ大動脈でした。
 瀬戸内の塩や海産物、そのころはまだ珍しかったしょう油やみかん、瀬戸物の食器やたたみ表、明かりの燃料となる油も、高瀬舟で吉井川を遡ってはこばれました。また、米・大豆・小麦などの農作物とともに、なべ・かまなどの鉄製品が津山みなとから運び出されました。川みなとには、石灯ろうの常夜灯が設けられていました。今もこの常夜灯は、楢や船頭町、安岡町に残っています。(わたしたちの津山の歴史)(写真は昭和57年3月27日高瀬舟進水式の様子)

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冬の七色樫(鏡野)

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 岡山県指定天然記念物「七色樫」を見てきました。雪がまだ解けていない所があったのですが、樫の木は青々としておりました。岡山県指定天然記念物「七色樫」は、ウラジロガシの一種で、四季を通じて葉の色が移り変わる珍しい木で、春の赤から始まり、橙、黄、黄緑、緑、青緑、濃緑と一年に七回変化することから「七色樫」、別名「虹の木」といわれているそうです。実生もなく、とり木、挿し木も不能で、珍しい変色の原因も明らかではありません。樹幹周約1.5m、樹高約16m、推定樹齢350年以上と言われている名木です。(立て看板より)2012年5月の七色樫の様子

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木漏れ日の森(加茂町黒木)

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木漏れ日の森は、加茂の黒木ダムに行きがけの所に在ります。いつも看板だけは見ていたのですが、思い切ってお尋ねしてみました。ご主人は山の仕事に携わっておられたとのことで、家族で山を切り開いて楽しいことがしたいと始められたそうです。只今は山の中に小さなプールを作られるとかでご主人がおひとりで作業をされていました。また、敷地内には約200種の山野草が見られるそうです。(2015年10月30日・11月12日撮影)

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八出天満宮の梅の花

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2016年3月6日、3月10日に八出天満宮の梅の花を見に行って来ました。予てから一度、満開の梅の花が咲いた所を見てみたいと思っていました。梅の木の足元には可愛らしい水仙の花も咲いていました。この八出天満宮は広く美作地方一円の人々からは古来「学問の神」「書の神」として崇敬され、信仰を集めてきた全国の天満宮の中でも稀な縁起と最古に位置する起源を持つ由緒あるお宮です。軒先には沢山の合格祈願の絵馬がかかっていましたよ。

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2015年 津山さくらまつり

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津山城(鶴山公園)は岡山県で唯一日本さくら名所100選に選ばれた、西日本有数の桜の名所です。(公財)日本城郭協会から「日本100名城」に認定された城壁です。三の丸では様々なイベントがあり、大勢の方がお見えでした。2015年4月12日のさくらまつりのイベント等の様子です。

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2015年 第11回 院庄たかのりまつり

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第11回「院庄たかのり祭り」(春季大祭)が、2015年4月12日に執り行われました。毎年4月第2日曜日に行われるまつりは、多くの参詣者で賑わいます。今年は、さくらは既に散っていましたが、多くの老若男女が訪れて盛りだくさんのイベントを楽しんでおられました。また、作楽(さくら)神社は、鎌倉時代に美作(みまさか)守護職の館があったところで、境内全体が大正11年(1922)に国指定の文化財(院庄館跡)となっています。
(第9回 院庄たかのりまつり)

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