2021年10月

第22回「作州の民芸ものづくり展」

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2021年10月13日~18日まで、津山民芸協会主催で、第22回「作州の民芸ものづくり展」がアルネ津山4階の地域交流センターで開かれました。民芸品・和紙・陶芸・ガラス・染め物・絵ことば・玩具など県北を中心にものづくりに携わる11人の作品が展示即売されました。また実演やワークショがップも開かれました。会場ではどの作品も目を見張るような素敵な作品で溢れていました。

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金刀比羅宮の秋祭り(加茂町)

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 2021年10月10日は加茂の金刀比羅宮の秋祭りの日ですが、今年も昨年に続き新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、神事のみ行われたようです。


 日詰山には、寛文年中、四国金刀比羅宮の分霊を奉還し安置す。明治42年、宇野原口、楢井行重、百々、中原成安、才ノ谷社を合祀し安置す。大三輪大明神、惣道天明神、大山祇社、大月大明神、日野目大明神、末社には19の命を祭り奉還す。
相殿に大物主命、速玉之男命、伊弉冉命。
・神を祭祀せば=悪い病いのたたりなくなると言う。
・神を祭祀せば=農耕、養蚕、織物を治め一番大切な祖神がある。
・神を祭祀せば=心おちつき事に当たりなしとげらるるという。末社、荒神社は安産の神、稲荷神社に商法の繁昌、木山神社山の神、末社多くの神々を安置す。広く県外からも参拝し祈願者も多い。
金刀比羅神社(案内板より)加茂の金刀比羅宮(2011.6.25取材)昭和52年4月氏子等によって再建

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瑞應山 寶珠院 蔵寶寺(美作市)

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瑞應山 寶珠院 蔵寶寺
 当山は、天平年間に行基菩薩によって開創されました。
 行基は時の帝であった聖武天皇が発願された東大寺大仏建立の勧進のため、当地に錫を向けられました。その際、宿を乞うあてもなく夜を迎え、野宿をされました。行基は旅の疲れのためすぐに眠りにつきましたが、ふと感じるところがあり目を開けられると、眼前に光明燦然(さんぜん)と輝く明星がありました。よくよく目をこらして見てますと、それは虚空蔵菩薩でありました。
 福徳を授けて下さる虚空蔵菩薩がご出現下さるとは、帝の御願成就の瑞祥とありがたく思われました。行基はご出現下さった虚空蔵菩薩のお姿を、自ら一刀三礼して木に刻み、庵を建立し御本尊とされました。
 以来、里人の心の拠り所として信仰を集め、今も日々香煙の絶えることがありません。
 弘仁年間、弘法大師もこの庵に立ち寄られ、それ以来、真言秘密の法門が当地に伝えられるようになりました。
 そして安土桃山時代の文禄年間に、行基が建立した庵の地より、約400m北方の現在の境内地に移転し、今に至っています。
 近年、境内にあるイチョウとモミジの古木の、黄色と紅色の紅葉のコントラストの妙趣は一見の価値ありと、参拝される方々に喜ばれています。
 また、境内はオキナグサやササユリ等の山野草を始め、シャクナゲ、ハス等の花々が四季を通して境内を彩っています。(文:『高野山真言宗美作霊場めぐり』より)(2021年10月9日撮影)

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棟方志功・柳井道弘記念館(M&Y記念館)

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 2021年10月3日に津山市東一宮にある棟方志功・柳井道弘記念館(M&Y記念館)を訪問してきました。只今、「3rd OKUTSU ART FESTIVAL」が2021.9.11~2021.11.21まで開かれており、その中で企画展示会場の一つである、棟方志功・柳井道弘記念館(M&Y記念館)1Fの展示室では、東京生まれ鏡野町在住の坂手江美さんの木版画をはじめ、河内大樹さん、竹島瑛理さん、新免泉さんのシルクスクリーン、水島秀志さんの紙版画、佐藤真奈美さんの銅版画等などが展示されています。

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佛頂山 圓明寺(美作市)

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佛頂山 圓明寺
 当山は昔、現在の美作市古町の八幡に在り、八幡山圓明寺と称していました。慶応3年(1867)7月24日火災に遭い、堂宇はもとより、本尊、寺宝、什器の大部分を焼失。明治13年(1880)、当時の住職庵智照上人により、現在の地に移転しました。
 現在の地には、華山院入覺法皇が創立した、佛頂山慈眼寺が在りました。兵火により焼失し、元禄14年(1701)生駒の宝山寺より来られた深龍大和尚により、佛頂山光明庵を建立されました。
 明治13年に慈眼寺と圓明寺を合併し、慈眼寺の堂宇をそのまま使用し、山号は慈眼寺の佛頂山、寺号は圓明寺をとり、佛頂山圓明寺と改称しました。これが現在の寺です。(文:『高野山真言宗美作霊場めぐり』より)(2021年10月9日撮影)

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寶壽山浄光院 觀音寺(美咲町)

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 当山は、高貴山相傅寺第九世圓教僧都が、寛仁4年(1020)に、隠居寺として岡之坊遍照院を建立したのが始まりです。
 文安元年(1444)、兵火のため相傅寺焼失の際に、本尊であった六観音のうち、焼失を免れた十一面観世音菩薩を遷(うつ)して、法雲山観音寺と寺号を改めました。初代は宥快僧正です。
 庚正2年(1456)8月19日、第三世密厳上人が遷化した夜に失火により焼失しました。当時は、戦国時代でなかなか再建できずに廃寺となろうとしていたのを、明応9年(1500)に地頭職であった浦上左馬之助行重が、京都より俊玄増正を招き再建立しました。
 その後も、再三にわたって兵火や失火により焼失しましたが、嘉永6年(1853)に、中興第一世戒光法師が再建し、山号を寶壽山と改めました。
 再建立の年が、庚申の年に縁あるをもって、庚申(青面金剛)を勧請して鎮守としています。
 平成16年、現在の本堂と檀徒会館を建立し、平成19年に五大明王堂の新建立、鎮守堂の移転や境内整備を行い、今日に至っています。(文:『高野山真言宗美作霊場めぐり』より)(2021年9月20日撮影)

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10月のイナバ化粧品店

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 2021年10月18日、イナバ化粧品店に伺ってきました。
イナバ化粧品店に、ご近所の仲良しさんが入って来られると自然に和気あいあいと世間話に花が咲きます。ママの長年のお付き合いしているこの方はもうすぐ99歳というハツラツとした素敵な方です。背筋は真っすぐと伸び姿勢が良く、足元も軽くステップを踏み、ジョークもポンポン飛んでくる。秘訣を聞けば、ブラジャーもして背筋を伸ばし、いつもおしゃべりをして、ボランティアで日本舞踊を現役で踊っていらっしゃるというスーパーウーマン。ママとこんな99歳になりたいと切に願いました。

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金龍山 江原寺(美咲町)

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金龍山 江原寺(こうげんじ)
 当山は、応永年間頃(1394~1415)の創建にかかり、「徳蔵坊」と号する修験寺でした。
 慶長3年(1598)、領主・江原兵庫祐親次が、慶長の役で朝鮮出兵の折、釜山浦で病死したため、家臣がその遺命を受け、遺骸を持ち帰り、当坊に葬りました。同時に当坊の相応の荘厳を図って「江原寺」と改称し、江原氏の菩提寺としました。(文:『高野山真言宗美作霊場めぐり』より)(2021年10月2日撮影)

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清瀧山 善性院 榮徳寺(美作市)

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第四番 清瀧山 善性院 榮徳寺
 当山は、天平年間の八世紀半ば、行基菩薩による開山です。
 行基は、元境内近くにある清流に心を引かれ、瀧の側に草庵を結びました。行基草庵の仏堂と弘法大師創建と合わせて、清瀧山榮徳寺と号されました。その後、火災により二回境内を変更しました。
 また、境内に隣接する清瀧に沿って険しい七曲りを登ると奥の院観音堂がありました。十一面観音菩薩は行基の作と伝えられていますが、昭和五十八年に、その観音堂も現本堂山側に移転されました。(文:『高野山真言宗美作霊場めぐり』より)(2021年9月19日撮影)

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第67回岡山県児童生徒書道展(津山会場)

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 2021年10月7日(木)~12日(火)まで、津山市立文化展示ホール(アルネ・津山4階)で、第67回県児童生徒書道展(山陽新聞社主催、県教委共催)がありました。
 会場では、山陽新聞社長賞をはじめ県内の児童生徒の力作がところせましと並んでいました。中でも最高賞の山陽新聞社長賞を受賞した子どもたちの美しい字に見とれてしまいました。

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