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取材記事内を検索ワード「サイノカミ」で検索した結果,3件の記事が見つかりました。

道祖神(原・新野山形)

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 道祖神はいろいろな信仰を含んでいる。旅の神・道の神など考える人も多い。また村の入り口や峠などに祀られている所もあり、境を守る神、悪魔を追い払う神などともいえる。
 道祖神は普通サエノカミ・サイノカミなどと呼ばれている。その信仰はほとんど全国にわたっている。道祖神の像塔が見られるようになるのは概ね寛文以後のことのようであり、それ以前はおそらく自然石を神体としていたと思われる。
 山形の道祖神は磧石または花崗岩を丸くした自然石に「道祖神」と浅刻されており、色・形状は男性の象徴を思わせ、道祖本来の原形を偲ばせて微笑ましい。

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地神様(才ノ神) (津山市山方字才の元地内)

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 村境に祀られた往還の人々の疫病災難をお守りする「厄除けの神」である。地神様と樹齢百余年の「エノキ」(高さ3m、径30cm)があり、明治28年の文字が読みとれる。
 その後昭和58年道路拡張工事により、御神木の「エノキ」と共にこの地へ移設されたもので「幸ノ神」とも言われ、古くから子どもの宮参りやお籠もりなど参詣者多数あったと伝えられる。
 なお、平成5年度「津山ふるさと景観賞」受賞に輝き田園風景の中にも歴史を感じさせる名所になっている。(文:『美作一宮 郷土の遺産』より)(2017年3月20日撮影)

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塞ノ神社(津山市野介代)

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塞の神の長い民間信仰の歴史の過程によって機能は複雑となり、色々な附会された伝承が各地域で受け継がれ、また他の神々と習合され、幸せや金運を授けてく れる神というような現実的な人生の希望を託す信仰にもなっている。岡山県下の塞の神は祠が多く、中北部で、咳、耳、脚の神とされ、塞の神にはその他、縁結 びの神、和合神、性神、道路の神、交通安全の神などさまざまの信仰や形態がある。(2014年5月14日取材)

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