日本の数学【和算(わさん)】にチャレンジ(6年算数)
日本の数学【和算】
江戸時代に日本独自の数学が発達し、「和算」とよばれています。
中国からそろばんが入ってきて、そろばんを使ったわり算のしかたの本が出版されたり、生活の中での問題が作られたり、いろいろな長さや面積を求める問題が作られたりしました。
そして、人々がくふうをこらした問題を作り、「算額(さんがく)」として神社にかかげることも行われました。
円周率を12けたまで求めた関孝和(せきたかかず)も、和算の発達に力をつくした人です。また、吉田光由(よしだみつよし)という人が書いた「塵劫記(じんこうき)」という和算の本は、多くの人に読まれました。
和算のススメ!(和算とは、和算の教科書、算額というもの、世界的な大数学者 関孝和、和算の衰退、再び光が、子どもたちに和算を教える意義:和田陽子)