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地神様と地蔵(宮部上)

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 今では大字であるが明治31(1888)年町村制がしかれるまでの村々には道傍に地神さまが祭られている。此の神様は祠ではなくて、自然石に筆太に「地神」と彫りこまれた石の碑であって池普請とか道普請、さては開墾とか屋敷の造成等の土工をやる際に地鎮祭を行うのは、土地の神様である地神様に報告し且つ御了解を願い、工事が無事に終了するように御祈りするもので、天神(天っ神)に対する国っ神、即ち地祗を意味するものではなく、農民の様に土に生きる人達にとっては極めて身近な土地の神様なのである。(文:『久米町誌下巻』より)(2020年6月7日・6月17日撮影)

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地神(原・西下)

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 多くは文字塔であって自然石や角柱に「地神」あるいは「地神塔」と彫ったものである。大地の力が作物の豊作・不作を決める事から、農民の地神への信仰は根強いものだった。今でも家を建てる時などには地鎮祭を行っている。
 百姓の神とか、あるいは春の社日に来て田畑に出て、秋に帰るまで作物を作っている神といわれ、小字単位で地神講が組織されている所もある。

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地神様(津山市東田辺地内)

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 百姓の神様。春秋の社日には、ここに集まって、神酒、餅などを供えて祀った。
「村中安全、明治27年12月吉日」と刻まれている。
県北では自然石に『地神』と深く掘ったものが多い。時代は江戸中期以降のものが多く、明治のものもある。
(文:『美作一宮 郷土の遺産』より)(2017年4月18日撮影)

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