地神(原・西下)

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 多くは文字塔であって自然石や角柱に「地神」あるいは「地神塔」と彫ったものである。大地の力が作物の豊作・不作を決める事から、農民の地神への信仰は根強いものだった。今でも家を建てる時などには地鎮祭を行っている。
 百姓の神とか、あるいは春の社日に来て田畑に出て、秋に帰るまで作物を作っている神といわれ、小字単位で地神講が組織されている所もある。

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地神(原)
寸法 高さ110cm 
造立年代 不詳(2019年2月2日撮影)

地神(西下)

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寸法 高さ116cm 
造立年代 明治二八年(1895年)
在銘 大字新野西下中 明治二八年乙未九月之建
(文:勝北公民館発行『勝北むらの石仏』より)(2019年2月12日撮影)