女院畔(にょいんぐろ)【津山市院庄地区】

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▲女院畔(にょいんぐろ)2011.3.22

 大字院庄字女院畔107ノ1番地の田圃中にあり、陸上に植えてあった古松は枯れ、墓趾も崩れて小さくなっている。昔、承久の変(1221)に後鳥羽上皇は北条義時のために捕らえられて隠岐へ遷されたが、途中后宮が病を発せられたので院庄に御駐輦になり、病気平癒のご祈祷をせられたが遂に薨去されたのでここに葬られたという。因に后宮は伊賀の局と申され、祈祷所の跡は吉田神社として神戸の氏神となっている。(昭和54年10月23日発行:院庄誌より)

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