2024年06月

御代官 池田仙九郎・重田又兵衛様塚

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 幕府の出先である代官が苛歛誅求(かれんちゅうきゅう)を行なったり、凶作や飢饉に際して救助の手段をとらなかったりの場合が多くあった為か、代官とは冷酷無比と印象づけられている。しかし多くの役人の中には温情をもって政治にあたった者もまた多く、前に述べた早川八郎左衛門のように名代官と慕われているものもある。
 町内にも滝本及び宮内に代官塚が建てられている。文化12年に之を建てたと記されて、寛政末から文化の初めに勝北の地を支配していた代官を祀ったもので、善政を布いた代官の頌徳碑(しょうとくひ)と伝えられている。
 碑面に 御代官 池田仙九郎 重田又兵衛様塚と刻まれている。建碑の経緯はさだかでないが、役人と百姓の温かいつながりが感ぜられる。(文:『奈義町史』)(2024-年6月14日撮影)

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猫と恋する作家展(勝央)

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 2024年6月16~30日まで「猫に恋する作家展」が、勝央美術文学館内の町民ギャリーで開催されています。美術館内では、愛猫家4人(岡田直子、ヨシノドードー、真夜中のキャットボーイズ、chick tack Waltz)の皆さんが、身近なネコたちをモチーフにした作品がとても微笑ましく、愛らしく描かれており思わず笑顔になります。立体で造られた猫はふてぶてしくリアル、カップルでジュースを飲むイラストの猫、また、猫の動作をすごろくで表現した作品、シルクスクリーンでの猫、工夫を凝らした飾り付け等などほっこりした展覧会でした。(2024年6月20日撮影)

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令和6年度 津山芸術文化祭「夢中」

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 2024年6月1日・2日と津山文化センター展示室・リハーサル室・南エントランス・ホワイエに於いて、令和6年度 津山芸術文化祭「夢中」が大勢の人を迎えて開催されました。
 2日の途中から拝見させていただきました。文芸、華道、美術・工芸などの展示は勿論ですが、2日はステージもあり、迫力のある太鼓演奏に、可愛い子ども達のミュージカル、更にオカリナ、津山民謡等々とても華やかでした。それに花友禅のワークショップ、仏画教室では海外の人が挑戦されていたのが印象的でした。

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極楽山 光厳寺で不動護摩供(ふどうごまく)の体験

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 津山市西寺町にある「極楽山 光厳寺」で、毎月28日の午前10時より、お参りの方々の諸願成就を祈る不動祈願護摩供があり、諸願成就を祈ってきました。当日午前中は御開帳し、ご本尊様のお姿を拝することができ貴重な体験をしました。
 極楽山 光厳寺は、慶長19年(西暦1614年)豪商蔵合氏の発願により、院庄清眼寺に在りし秀照上人が津山の現在地に移り開基されたお寺です。蔵合氏の一建立による本堂は築城当時のものといわれています。ご本尊様は五尺有余の木造不動明王で温和なお顔立ちにて非常に古い時代に作られたものです。また、極楽山光厳寺は、高野山真言宗美作八十八ケ所霊場の80番霊場でもあます。
 「2024城西花まつり巡り」に伺った時ご住職にお誘いいただき、体験をさせていただきました。

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名代官 早川八郎左衛門正紀(久世)

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早川代官の経歴と施政の大要
 代官のうちで早川八郎左衛門正紀(まさとし)は名代官と仰がれ、久世ではいくたの遺徳をしのぶ物語が伝えられている。
 早川が久世を支配したのは天明10年(1787)6月から享和元年(1802)10月関東地廻代官に転ずるまでの14か年であった。この在任年数は数多い代官のなかでも群を抜く、すなわち他の代官では初代窪島の9年、平岡・武島の7年、藤本の5年が長い方で、16名のうち半数は1~2年で交代している。早川に対する管下百姓たちの敬仰の念は、もとより早川の他と異なる施策に対するものであるが、その施策の実現は1~2年の在任では不可能で、この長期在任を基盤にはじめて可能であったということができる。
 しかし、長期在任必ずしも名大官としての施策を生むとは限らない。代官にその人を得ること、教養と経験に富む代官にしてはじめて可能であることはいうまでもない。早川はその点でも秀れた代官であった。

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2024 作州絣織り体験・糸つむぎ・綿繰り体験の様子

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 台湾から2024年3月28日に30名、4月1日に26名の方々が、城西浪漫館で行われた「作州絣織り体験と糸つむぎ・綿繰り体験」に来られました!
 体験会は城西浪漫館の二階で行われたのですが、作州絣を織り上げるまでの工程の道具を入れると少し窮屈そうでしたが、皆さんは日名川さんの説明に興味津々の様でした。説明を受けると早速各部屋で棉繰り、糸紡ぎ、機織り等の体験をされていました。
 指導されたのは「作州絣保存会」のみなさんで、作州地域に伝わる作州絣の後継者育成などに努めておられます。作州絣保存会 会長の日名川茂美さんは、「糸を紡ぎ、心を紡ぎ、心豊かな人生を紡いでゆきたいと思っています。」とのこと。

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ママさん、お誕生日おめでとう!

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 2024年6月10日にイナバ化粧品店さんへ伺って来ました。明日がママの87歳のお誕生日です。
一日早いけどイナバ化粧品店内は、全国のファンの皆さんから届いた沢山の花束が所狭しと並べられていました。「本当に沢山の花束でびっくりよ!感謝感謝!」午前中もお店の中は満員だったそうで、ここの所男性のファンの方が多く来られるそうです。また、浩志さんとはよく連絡を取り合っているそうです。それが元気の源かもしれませんね、ママさん、おめでとうございます。そして、これからも輝いていてくださいね~。

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2024 橋本家のバラの花

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 今年も2024年5月15日・24日に橋本家の見事なバラを拝見しに伺いました。
 橋本さん宅のお庭は、同じ敷地内にある橋本さんと娘さん一家でお世話なさっておられます。どちらの家もバラの花がお好きだそうで、バラや様々な花々で毎年見事な花が咲き乱れるお庭として皆さんに解放されていましたが、残念なことに今年でオープンガーデンは終わりとのことでした。

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2024 江見家のバラ(美作市)

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 2024年5月17日、美作市にある江見家のバラの花がそろそろ咲きだしたとの連絡を受け、行ってきました。ここのバラ園は山の斜面一杯にいろいろな種類の花々が一緒に咲いていて、バラと共に可愛い花が楽しめます。オープンガーデンではありませんが、お友達などが見にいらっしゃるそうです。今年も道沿いに植えられた大輪のバラが美しく咲いていました。

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第3回 令和作州城東むかし町

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 2024年5月26日「第3回 令和作州城東むかし町」が国の重要伝統的建造物群保存地区の城東地区一帯(旧出雲街道の橋本町~東新町)で行われました。今年はお天気も良くて汗ばむ陽気の中、学生ボランティアさんが和装でスタンプラリーのチェックポイント等で祭りを盛り上げておられました。そんな和服姿と街並みを見て、時代がタイムスリップしてその昔にもこんな風景があったのだろうとロマンを感じました。

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