遊び心の美術館 古意庵(矢掛)

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建物
 遊び心の美術館「古意庵」は、三層の棟が一体と成って構成されています。
 嘉永5年新調された土蔵で、構造は木造で結構を組み、モロ木・竹とシュロ縄で小舞をつけ、荒塗りまで厚さ廿糎以上に壁をつけています。
外側は、窓周りや腰等に貼瓦と焼板により風雨による損傷を防ぎ、屋根は本葺となっています。

火事・風雨・盗難・湿気・虫害から物を守る建築であって、白壁に黒い貼瓦・焼板と屋根が結合する単純な配色はまことに鮮やかであります。
 内部は階段により四室が連結され、室毎に構造を異にして相互比較すると興味深く、意外性を覚えます。
 すべて風土や伝統を背景とし、特に水害を考慮した綿密な石組の基礎造等、大工・左官・石工・土工等が協力して建てた一大民芸品と言えるでしょう。(文:パンフレットより)2014年5月5日取材

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第1回おかやま景観賞受賞(建築物部門)

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古意庵の蔵

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古意庵の内部

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古意庵の内部

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蔵を改造した部屋

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自宅の方でお話を伺いました。


矢掛の街並みです。

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やかげ郷土美術館                   矢掛の街並み

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矢掛の街並み

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矢掛の街並み