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取材記事内を検索ワード「春」で検索した結果,383件の記事が見つかりました。

県道・物見峠の改修(津山市物見)

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  物見峠を越えて因幡国へ通じる県道(旧因幡街道)の改修について、以前この県道は、公郷から下津川までの間を松ヶ乢(たわ)越といって、現県道より上の山腹を通じていたが、明治中期頃に現在位置の道筋に変更されている。
 この詳細については不明であるが、明治19年頃に勝北郡堀坂村より物見村までの改修工事が行われたことが、豊岡貢所蔵文書によってわかる。
 また、桑原地内の旧道は、旧加茂東小学校前を通り、井手の上手から井手に沿って藤の木までであったが、これは昭和3年(1928)3月の因美線津山-加茂間の開通にともなって大改修が行われ、道筋も公郷・桑原両地内をほぼ直線で貫通する現県道筋となった。
 その後、この道路は、昭和37年(1962)10月の県営黒木ダムの建設にともなう資材輸送のために拡幅・整備がなされ、翌38年春、工事が完しその両目を一新した。
 このような道路変更にともなって町並も変わった、すなわち、因美線の開通以前には、往来筋に民家も建ち並んで「町屋敷」とよばれ繁盛していた旧道筋は、県道路線変更によってさびれていたので、これに沿った民家も次々と新県道沿いの場所へと移動していき、現在のような町並を形成するにいたった。

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竹之下地蔵堂(加茂郷88ヶ所霊場第25番札所)

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 津山市阿波の摩尼山高福寺を訪問する途中の畑の中に立っている霊場です。この近くにお住いの方がお掃除などのお世話をなさっているそうです。なんでも阿波の霊場巡りはコロナで今年はできていないそうです。本尊は地蔵菩薩です。(2021年8月1日撮影)


 天保年間(1810~1843)に竹ノ下地区内に悪病が流行した時、庄屋寺坂常右ヱ門が住民と協議の上寺坂貞兵衛と二人で、四国阿波徳島88ヶ所の19番札所で軸物と地蔵菩薩を受けて帰り、「衆病悉徐・抜苦与楽・寿命長遠」の延命地蔵菩薩として堂に安置した。それから地蔵堂と呼ばれるようになった。
堂の周囲には古い墓石がたくさんあり、京保2年(1749)宝暦2年(1749)宝暦・明和年号の記入された墓石があることから考えると竹ノ下地区堂は既にこの時代に古く建立されていただろう。
春の彼岸に百万遍念仏、秋の彼岸には、2夜3日の塔婆を建立してお籠りをして、4,5軒が組んで昼はむすびと煮物を持ち寄り接待し、同じく夜はみんなで夜食を共にする。中日には竹ノ下地区の子供は全部集まり菓子やむすびを桑の葉に包んで喜んで食べたものである。

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「津山ホルモンうどん」×「佐用ホルモン焼きうどん」食べ比べ対決

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 「マツコ&有吉 かりそめ天国」でも取り上げられた「佐用vs津山 ホルモンうどん食べ比べ対決」が、9月3日・4日と行われ、写真でもわかるように、猛暑の中開始前から大行列でした。
対決ですが今回は残念ながら、わずか2分の違いで津山ホルモンうどんが負けてしまいました。


 2022年9月4日「負けた〜 その差2分!!」でもこれでイーブンじゃ。次こそ決着をつけてやる!
それよりなにより、この対決だけで人が呼べるのか...本当に不安でしたが、蓋を開けてみればこの大行列!
津山の人がわざわざ津山を買ってくれるのかも心配でしたがメチャクチャ応援してくださってこんなにお声掛けいただいた出店もなかったです。企画してよかった。
 暑いなか長時間並んでいただいた皆様、PRをお手伝いしてくださったメディアの皆様、そして佐用から来てくれて運営のお手伝いまでしていただいた佐用ホルモン焼きうどんのメンバーの皆さん、本当にありがとうございました!(上記写真・文提供:津山ホルモンうどん研究会 上山 康裕さん)

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東美作路名木百選「酒本家のムクノキ」と「髙仁姫宮の碑」(勝央町)

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 勝央町の文化財保護委員長の赤木耕三さんに案内していただいて、「東美作路名木百選 酒本家のムクノキ(ニレ科)」と「髙仁姫宮の碑」を巡って来ました。
 ムクノキの巨木はまるで髙仁姫宮の碑を囲んでいるように根を張っています。その髙仁姫宮の碑の裏には酒本同族会が建立した酒本家のルーツが書いてありました。また、近くには後南朝初代高福天皇の第一皇子尊秀親王のお墓と伝えられている地や、如意輪観音寺跡がありました。(2021年8月28日取材)

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2022 塩手池の冬景色

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2022年2月25日の塩手池の様子(津山市市場)
 塩手池は、県営かんがい排水事業として昭和59年着手し、平成7年に完成した総貯水量145万トンの岡山県下最大の「かんがい用のため池」ですが、昔から市民に親しまれている池でもあります。また、ここから出る水は多くの田畑を潤しています。春には桜が綺麗に咲いて人々を楽しませています。また、塩手池周辺には「津山市ターゲットバードゴルフ場」が整備されています。古き良き昭和の時代にはここでボート遊びをして遊んだ記憶が残っています。
(過去の取材:塩手池の礫岩(れきがん)と化石塩手池のさくら・2009塩手池花火・2010塩手池の水中花火に歓声!・2011サマーフェスティバル IN 塩手2015年塩手池の水中花火2018年の花火・)

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「出雲街道(Ⅱ)を歩こう会」第5区 No.1

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 特別企画(第5弾)出雲街道(Ⅱ)を歩こう会(第5区)
久米(ふれあい学習館)~津山(市役所)間7.0km(実質8.0km)
令和4年(2022)5月15日(日)実施


 今回の「つながる出雲街道(Ⅱ)」を歩こう会は、特別企画 第5弾として久米(ふれあい学習館)より津山(津山市役所)までを、逆に西から東へと主催「勝間田宿の会」と共催で、「城西まちづくりの会」と「勝山宿の会」で歩きます。
「勝山宿の会」では平成24年より、真庭市内の「出雲街道(7回)・大山みちを歩こう会(6回)」を踏破して、国交省より「夢街道ルネッサンス」に認定され「つながる出雲街道」と命名され、東部(美作市・勝央町・津山市)に活動の場を求めて、歩こう会を開催し、次回10月23日は第6弾(最終回)となります。

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ひっそりと咲く11本の加茂のフジの花

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 2021年、津山市加茂町の「人咲く、水と森の郷 川の学校公園」に藤の花が沢山咲いているのを発見しましたが、既に散り始めていたので、来年こそは咲き誇る藤の花が見たいと、2022年5月6日行って来ました。ここの藤は電柱のような棒に巻き付いているのですが、その数11本もあります。それぞれの枝の藤の咲き方は様々ですが今年は数本の柱に花がたわわに咲いている藤が見られました。
 あまり知られていない藤の花ですが青空の中風に揺られ美しい。
人咲く、水と森の郷 川の学校公園(加茂町公郷)

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2022 昭和池と周辺のさくら

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 市の北西部、鏡野町にほど近い中国山地の懐は市内でも有数の農業地帯。起伏にとんだ地形ながら、農家が丹精した美しい田園が連なる。
 豊かな実りをもたらす市内の広範囲な田畑に水を供給するのが、東田辺と山方にまたがる昭和池だ。黒沢山へと続く急峻な道を登ることわずか、眼前に満々と水をたたえた湖面が広がった。
 地域住民からのかんがい事業の要請を受け、昭和七年、県営事業として着工。当時の不況下、幾多の困難を克服しながら同13年、一応の完成を見た。堤高35m、堤長85m、貯水量は52万1千トン。市内約240ヵ所のため池では最大規模となった。
 昭和池は、渇水時でも決して池が干上がることのないよう、自然流化では取水できないデッドウオーター(止水)が設けられた市内で数少ない人工池。湖岸に係留されたカッターは、かつて、全国大会で7年連続総合優勝した津山海洋少年団の練習艇。池の意外な側面である。
 湖面は春には湖岸の桜や若葉を映し、秋には鮮やかな紅葉がさざ波に揺れる。四季折々の景色を楽しみに遠方から訪ねるハイカーも多い。(文:『津山百景』より)(2022年4月3日・4月5日撮影)(2017年昭和池の記事

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2022 ウッドパーク声ヶ乢のさくら

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 ウッドパーク声ヶ乢は、ドウダンツツジの群生地で有名な広戸仙への登山口にあたる標高530mにあり、春にはソメイヨシノやヤエザクラ、ヤマザクラなど1200本の桜が植えられていて、毎年、多くの人がさくらの下でお弁当を広げ満開のさくらを楽しみます。また、夏は紫陽花、秋は紅葉が奇麗な所です。(2022年4月11日・12日撮影)

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因美線の駅「三浦駅」のさくら満開の頃

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 国道53号線から分かれて野村付近から岡山県道・鳥取県道6号津山智頭八東線に入り加茂川沿いに北へ向かうと、因美線の駅三浦駅(JR西日本)があります。
 この三浦駅は、津山駅管理の無人駅で、駅舎はなく待合所があるのみで、直接ホームに入る形になっています。また、ローカル鉄道ファンにも人気の「みまさかスローライフ列車」が運行され、多くの鉄道ファンの人気駅です。春にはさくらのトンネルが撮り鉄ファンの撮影スポットとなっています。(2015年5月15日撮影)(前回2010年の取材はこちら)(2019年4月8日撮影

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