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取材記事内をタグ「森の芸術祭岡山」で検索した結果,5件の記事が見つかりました。

森の芸術祭「津山城(鶴山公園)」

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 「森の芸術祭 晴れの国・岡山」開催地の津山城(鶴山公園)で、芸術祭最後の日となった2024年11月24日、津山城(鶴山公園)では「もみじまつり」も賑やかに開催されていました。
 2024年11月5日と、11月24日の2回訪れましたが、来られた皆さんはいろんな角度から眺めたり、中に入り見上げたり、そして、アシム・ワキフ アシム・ワキフ さんの作品《竹の鼓動》というタイトルにもあるように、作品を和太鼓の演奏をするかのように、たたいて音の響きを確認したり、芸術を理解しようとしておられました。私は竹で作られた廃墟のように感じました。

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森の芸術祭「津山まなびの鉄道館」

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 昭和11年に建設された旧津山扇形機関車庫(現存する国内2番目の規模)では、車両、転車台、蒸気機関車の動輪などが展示されています。そして森の芸術祭の展示会場でもある津山まなびの鉄道館では、キムスージャ氏の作品 "息づかい" があり、高さ8メートルの旧津山扇形機関車庫にある2188枚のすべての窓にプリズムシートを施し、太陽光が当たると車庫の中に虹色の光が現れます。
 訪れた2024年11月20日は大勢のお客様でしたが、夕方の神南備山に日が沈む頃がとても綺麗と聞き、再度午後3時半頃伺いました。すると既に来られていた皆さんも情報を知られていた様で、日没のほんの一瞬ですが、虹色に彩られたD512や車庫内を盛んに撮られていました。

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森の芸術祭 特別連携「mt project 津山(TSUYAMA)」

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 「森の芸術祭 晴れの国・岡山」開催地の津山市で、2024年9月27日(金)~2024年11月4日(月)アルネ・津山 3階特設コーナーに於いて「カモ井加工紙」のマスキングテープブランド「mt」がコラボレーションする大型イベントが開催されました。
 期間中は津山駅前にあるSLなどをmtで装飾し、津山市内にある森の芸術祭の有料作品展示会場やお土産・飲食店等を巡るスタンプラリーが実施されました。また、期間限定ショップがアルネ・津山3階特設コーナーに設置され、限定テープなども販売され賑やかでした。(2024年10月13日撮影)

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森の芸術祭「つやま自然のふしぎ館」

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 「森の芸術祭 晴れの国・岡山」で、ソフィア・クレスポ《危機的な現存》さんの作品が、つやま自然のふしぎ館に展示されているということで拝見しに行ってきました。
 クレスポさんは、バイオテクノロジーへの強い関心を出発点として作品制作を行うアーティストだそうです。私には少し難解な説明でしたが、つやま自然のふしぎ館自体が、津山のような街にあるということ自体が奇跡の芸術館のように感じています。末永く存続してほしいと願うばかりです。(2024年11月20日撮影)

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森の芸術祭「衆楽園」

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 国の名勝に指定されている衆楽園は、津山藩2代藩主・森長継が京都から作庭師を招いて造営された池泉廻遊式庭園です。京都御苑内にある仙洞御所(せんとうごしょ)と酷似しており、島の配置や水面に映る島影の美しさ、四季折々の樹木の枝ぶりにも、洗練された美を感じることができるところです。
 その衆楽園で、只今開催されている「森の芸術祭」の作品を拝見してきました。


 アートディレクターの長谷川祐子さんは、「地元の方々も気がついていない隠れた資源を、アーティストや建築家の力を使って少しずつ可視化していきます。この衆楽園の迎賓館は障子によって仕切られていることで、広間から衆楽園の庭が見えない構造になっていました。そこで今回地元の建具屋さんにお願いして、その障子をガラス窓に取り替えていただき、広間と庭を一体につなぐことができました。たったそれだけのことですが、『庭を見る』という体験を加えることで、衆楽園迎賓館の価値をぐっと上げられたのです。私はそういったことが非常に大切だと考えています。この芸術祭でいろいろな場所を巡る中で、来場者の皆さまにも新な発見をしていただけると思います。」(のれんはコラボレーターの加納容子によるものです。)(文:森の芸術祭岡山公式HPより転載)(2024年10月10日撮影)

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