アメリカで初めて大麻が合法化された州がシアトルです。
写真は、ディスペンサリーと言い大麻を販売することのできる薬局のようなもので、がん患者など、医師の処方箋で使用が可能になりました。
患者はマズ、医師からの処方箋を提示することで、購入することができます。　1グラムが約10ドルで、沢山の種類の乾燥大麻が販売されています。
がん患者の誰もが、経験する事はケモスィラピーの後遺症として食欲がなくなり、その結果体力がなくなり、多種の病気を併発し、抵抗力がなくなります。
大麻を吸う事で、食欲が旺盛になり、がん患者が食べ物をとることで、体力の衰えを抑止する効果があります。

現在の医学では、患者に食欲を保つ効果がある、薬は残念ならがありません。
大麻を吸う事でのメリットは、吸う事でのデメリットよりも大きいということでワシントン州では合法になっています。
今年には、選挙により大麻は病人の治療の一環としてだけではなく、リクリエーションとしての使用も合法になりました。
ただし、州の法律では合法であっても、アメリカ合衆国の法律ではまだ、違法になるために、たてまえと、現実の矛盾が生じています。
もし例え、国の警察が販売者を捕まえても、それを有罪にするためには、州と対決もしなくてはならず、
州法を重んずるアメリカでは、ほとんど、国の警察が販売者を有罪にする事は不可能であるのが現実で、見て見ぬふりをするというのが、現実です。

シアトルの町のウエストレークセンターのスタバの近く、旧日本町では、大麻を販売している人をよく見ます。

シアトルの観光の一環として大麻を試そうと言う、キャンペーンで観光客を呼び込もうとする動きもあります。
大麻の使用は良し、悪しは別として、これは新しいアメリカの動きで、シアトルに次、コロラド州も大麻のリクリエーションの使用を合法化して、大手タバコの会社は自動販売で大麻を売ることも検討しています。
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